蜉蝣(かげろふ)/今日の俳句 ≪第2252号≫
≪2016年(平成28年)9月7日(水)≫(旧暦8/7)
蜉蝣の火に入るいのち音となる 飯田素蘭
蜉蝣や針葉樹林はをとこの香 草村素子
豊年虫車燈に殖えて故郷近し 貝梅文平
蜉蝣とぶ三番叟の振袖へ 堀 古蝶
蜉蝣や手斧づくしの隠し部屋 渕上千津
※ 蜉蝣(かげろふ)
カゲロウ目まどの昆虫の総称で、蜻蛉より細く、長い尾を持ち、美しい透明な翅を背中に立てている。つまめばつぶれそうな弱々しい虫で、羽化して卵を産むと数時間で死ぬものが多い。しかし幼虫時代は長く、二~三年も水中に棲んでいる。蜉蝣の群れが池や川の面を狂ったように乱舞しているのは生殖の集いである。その上下に飛ぶさまが陽炎がゆらめくように見えるので、この名がついたといわれる。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「仏を敬うが如く」
同志の奮闘を讃えよう!
互いに尊敬し合い
励まし合って進む中に
強き団結は生まれる。
2016年9月7日
※☆*寸 鉄*☆※
2級受験者、研鑽に全力。最高の哲理学ぶ青春に栄冠あれ!行学の勝利者に
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鹿児島の日。先駆こそ我らの誉れ!勇気の対話で新しき時代の号砲鳴らせ
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戦えば戦うほど仏法勝負の実証は早く出る―牧口先生。青年よ困難に挑め
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不眠、寝過ぎは共に認知症のリスク高く。健康人生は規則正しい生活から
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南極棚氷の亀裂が急拡大と。地球環境の保全へ国を超えた対策強化さらに
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月7日(水)付】
※☆*名字の言*※
東北の太平洋側に台風が直接上陸するのは、統計開始以来初めて。北海道への直接上陸は23年ぶりだった。複数の台風で甚大な被害を受けた各地で、復旧支援や激励に全力が注がれる
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わが国有数の畑作地帯である北海道の十勝地方でも、収穫直前の多くの農作物が被害に遭った。だが、被災した同志の一人が語っていた。「“十連十勝”が私たちの誓いです。今回も必ず勝ってみせます」
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仕事で勝つ。弘教で勝つ。人材育成で勝つ……。1991年(平成3年)8月、十勝の友が、来道中の池田SGI会長に10の“勝つ誓い”を立てた。SGI会長は即座に揮毫をしたためて贈った。「十連十勝の人は 世界一の勝者 故に三世にわたる 幸福者の集りか」。以来、今夏で25年。SGI会長の十勝初訪問から、今月9日で50年になる
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「勝つ」と「幸福」は、どう関係するのか。人生、常に安穏ということはありえない。生老病死の「四苦」をはじめ、苦悩と無縁の人などいない。どんな試練に遭っても勝っていける人が幸福である。幸福は、何度でも勝ち続け、自らつかみ取るもの――それが、彼らが師に学んだ人生哲学だ
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自分も被災しながら、苦しむ人を励まし地域に尽くす。この、あまりにも尊い同志の「勝利」を、心から祈る。(鉄)
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月7日(水)付】
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