鶏頭/今日の俳句 ≪第2259号≫
≪2016年(平成28年)9月14日(水)≫(旧暦8/14)
鶏頭に日はさしながら雨の降る 臼田亞浪
鶏頭を三尺離れもの思ふ 細見綾子
身のなかに種ある憂さや鶏頭花 中村苑子
鶏頭をたえずひかりの通り過ぐ 森澄雄
燈台に咲き鶏頭の花低し 二階堂支草
※ 鶏頭
古く日本に輸入され、ひろく庭園に栽培されているヒユ科の一年草。原産地はアジアの熱帯地方だろうといわれる。茎は直立して高さ九〇センチ(約3尺)ぐらい。葉は長い柄があって互生、卵形あるいは卵状披針形で、先がとがっておいる。秋に鶏のとさかのような花序を出して赤・紅・黄・白などの美しい小花を密に開く。日本名鶏頭は、花が雄鳥のとさかに似ているからである。園芸品種がすこぶる多く、チャボ鶏頭・ヤリ鶏頭・サキワケ鶏頭・ミダレ鶏頭その他がある。九州・四国・中国地方西部に野生の多い野鶏頭は、園芸品種の祖先と考えられ、鶏頭とはちがって短大な穂状花序を生じ、花序は淡紅色または白色で、先端は紅色を呈し、すこぶる美しい。鶏頭・野鶏頭の若い葉は、ゆでて食用とすることができる。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
昼夜の温度差が
大きくなる時期。
体調を崩さぬよう
万全の注意と対策を!
信心即生活の賢者たれ!
2016年9月14日
※☆*寸 鉄*☆※
SGIの運動は人々に精神的深みを与える―博士触発の会座を朗らかに!
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東京・北区の日。地域に友情の種蒔く友よ、進め!喜び多き人生勝利の道を
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「人・法を弘むる故に人法ともに尊し」御書。正義宣揚の対話こそ我らの誉れ
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「感謝」の心は幸の泉。「愚痴」は福運を消す。報恩の祈りで次なる峰へ
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市町村で風水害への事前防災行動計画、策定進む。わが家の備えも日頃から
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月14日(水)付】
※☆*名字の言*※
昨年11月に11万人を超えたインド広布の連帯はこの夏、15万人を突破した。来日したリーダーが躍進の理由を教えてくれた。「『教学』に力を入れたからです」
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インドでは今年7月、教学部中級試験を実施。74都市で5666人が受験した。任用・初級試験に合格した友が対象である。受験した各地のリーダーは、研さんを通じて得た歓喜を、最前線の同志や友人にそのまま語り、拡大の大きな原動力になったという
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インドのある圏男子部長に教材を見せてもらった。随所にメモが書かれ、要点には蛍光マーカー。研さんの跡が光っていた。かつて対人恐怖症に悩まされた彼だが、仏法に出あい、同志の励ましの中で症状を克服。昨年末から、友人を続々と入会に導いている
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中級試験の出題範囲には「立正安国論」も。同抄は、「主人」との対話で正法に目覚めた「客」が「唯我が信ずるのみに非ず又他の誤りをも誡めんのみ」(御書33ページ)と、自らも広布に立つ決意で締めくくられている。インドの友はこの御文通りに実践し、模範の拡大を果たしたのだ
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日本では今、25日の青年部教学試験2級を目指し、各地で若き友が研さんに汗している。世界同時進行で「行学の二道」に励む青年たちを先頭に、実りある「対話拡大の秋」を。(剣)
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月14日(水)付】
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