コスモス/今日の俳句 ≪第2266号≫
≪2016年(平成28年)9月21日(水)≫(旧暦8/21)
コスモスの吹き靡く方に月あり 林原耒井
のぼり窯焚けば風生む秋桜 神原栄二
コスモスなどやさしく咲けど死ねないよ 鈴木しづ子
コスモスにのりいれ吾子の乳母車 加藤三七子
コスモスの根方は父を遠くせり 宇多喜代子
※ コスモス・秋桜
明治二十年(1887年)ごろ日本に渡来したメキシコ原産のキク科の一年草。強壮で繁殖力が強く、いたるところに普及し、いまでは外来植物の感じはない。茎の高さ一・五~二メートル(約五~七尺)。葉は対生し、二回羽状に分裂し、裂片は線形で茎も葉も、ひょろひょろしている。秋九・十月ごろ、茎の上部で枝を分かち、その頂に径六センチ(約二寸)内外の白色または淡紅色。時には深紅色など、かれんな美花をさかんに開く。秋が深まったころ、澄んだ天気のなかで、目にし見るように美しい。別名を秋桜・大波肌斯(おおはるしゃ)菊という。同じ属の黄花コスモスは夏の花である。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「志ざしと申す文字を
心へて仏になり候」
広布に尽くす一念こそ
幸福境涯を開く要諦だ。
福徳あふれる日々を!
2016年9月21日
※☆*寸 鉄*☆※
国連「国際平和デー」。民衆のスクラムこそ不戦の砦。草の根対話の万波を
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僅かな時間でも有益な事に使える―哲人。幹部は知恵を尽くし励まし送れ
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大信力を奮い起こして弱い心を乗り越えよ―恩師青年よ強き祈りで勝て!
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65歳以上の女性、3割に。豊かな経験に学びゆけ。高齢者を尊ぶ社会は発展
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秋の全国交通安全運動。早めの点灯、反射材の着用を。薄暮時は特に注意
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月21日(水)付】
※☆*名字の言*※
「もう年だから」というより「まだ何歳だ」というほうが、同じ年齢でも、気力、活力が違ってくる。日ごろ口にする言葉は、他者だけでなく自分にも影響を与え、行動にも表れてくる。脳科学の見地からも明らかだという
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「有言実行」という熟語がある。「不言実行」から派生した言葉だが、“本家”よりも用いられるようになった。黙々とやるよりも“宣言して実行する”ほうが価値的という実感があるからだろう。言葉は行動の第一歩である
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今月、来日したSGIの青年メンバーを迎え、静岡の御殿場文化会館で交流の集いが行われた。静岡での開催は17年ぶり。雄大な富士も姿を現して祝福する中、集ったヨーロッパと静岡の青年たちの口から、いくつもの“目標”が語られたことが印象的だった
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「また訪日した時は、必ず会おう」「今度は自分がイタリアに行くよ!」と約し合う男子部の友。ある高等部員は、海外メンバーの息吹に初めて触れ、「勉強に挑戦して、世界の各地でSGIのメンバーに会えるような自分になります」と
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誰かにでも、自分自身に対してでもいい、「具体的な目標」を宣言する。それを実現するために努力する。ここに人生の勝利への軌道がある。そのためのエンジンが、日々の祈りである。(倫)
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月21日(水)付】
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