狗尾草/今日の俳句 ≪第2281号≫
≪2016年(平成28年)10月6日(木)≫(旧暦9/6)
城址とはゑのころ草の井戸一つ 西本一都
鴨川やゆく水なだめ猫じゃらし 青木泰夫
空き地の子ゑのころ草をまぶしけり 細見綾子
酒ノホカ喉ヲ通ラズねこじゃらし 大島得志
足元に風立ちそめぬねこじやらし 岡田史女
※ 狗尾草・猫じゃらし
こどもが花穂をとって子猫などをからかうので猫じゃらしという。いたるところにはえるイネ科の一年草。エノコログサは、花穂を犬の尾に見たてた名。浜エノコログサ・紫エノコログサ・オオエノコログサ・アキノエノコログサ・金エノコログサなどがある。都会付近では《秋の狗尾草》がよく繁殖しており、このほうを猫じゃらしと呼んでいる。エノコログサの花穂の出るのは七・八月、アキノエノコログサは九・十月ごろである。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
未来部は一人残らず
使命の人だ!
受験生にもエールを!
同志の祈りと励ましが
飛翔の追い風となる。
2016年10月6日
※☆*寸 鉄*☆※
学会は万人尊敬の法華経を正しく実践―韓国識者「人の振舞」に仏法の証し
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三重の日。誠実の対話で郷土に歓喜を拡大。師弟に生き抜く信心の勇者よ
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宗教は体験する以外に分かるものではない―牧口先生。実践第一の人たれ
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「慈無くして詐り親しむは是れ彼が怨なり」仏典。若師子は破邪の剣を持て
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台風で農作物に被害が。農漁光部よ、負けるな!断じて変毒為薬をと願う
【聖教新聞:2016年(平成28年)10月6日(木)付】
※☆*名字の言*※
秋の運動会シーズン。高齢者のスポーツ大会では近年、競技としての「輪投げ」が人気だそうだ。握力や腕力が鍛えられる上、微妙な力加減が脳の活性化やリハビリなどに有効という。楽しみながら老化防止ができる工夫の一つだろう
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本紙「幸齢社会」のページ(9月28日付)で、お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古さんが「老いに負けない秘訣」を語っていた。92歳の今もなお、評論家として精力的に執筆や講演活動を行っている
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外山さんは、体力の衰えと気力の低下を防ぐには、むしろ「忙しく生きること」だと答えていた。あえて毎日の“仕事”をつくる。散歩、料理、人に会うなど手・足・口・頭を使うものがいい。その優先順位を考えながら、毎朝「予定」を書きだす。とりわけ「自分のためだけでなく、周りのものや、人のためになるようなことができれば最高」と
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日々の学会活動にも通じよう。会合への参加、弘教の拡大、教学の研鑽、訪問激励――朝の勤行で一日の目標を定める。悩める友の顔が浮かべば、心と体はおのずと動きだす。時に忙しいと思うこともあるかもしれないが、友の成長や勝利の姿は、何ものにも代え難い
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自他共の幸福へ、懸命に祈り、大きく動く。広布の実践の中で、心身共に輝く健康を目指していこう。(朋)
【聖教新聞:2016年(平成28年)10月6日(木)付】
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