蘆の花/今日の俳句 ≪第2282号≫
≪2016年(平成28年)10月7日(金)≫(旧暦9/7)
湖に温泉が噴いてゐる蘆の花 加倉井秋を
芦の花幾たりに逢ひ別れけむ 永田耕衣
人前にひつぱり出さる蘆の花 吉井幸子
芦の花穂風の行手に海荒るる 石原八束
つまづきて泥あたたかし芦の花 山田みづえ
※ 蘆の花・蘆の穂
アシは秋の九月に、茎の先に大型の円錐花序を出す。花序は多くの小穂から成り、初めは紫色をしているが、のちに紫褐色に変わる。小穂は五個の花から成り、細長くとがっている。包頴二枚には、大小あるが、どちらも護頴よりは短い。花をつける小軸には、絹のような花よりも長い毛がある。これがのちに種子の撒布をたすける。アシの花穂は、ススキのように美しいものではないが、ふさふさと豊かな感じがある。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
一行でもいい。
御書を真剣に拝せば
智慧と勇気が湧く。
絶対の確信が生まれる。
幸の軌道を歩み抜け!
2016年10月7日
※☆*寸 鉄*☆※
折伏すれば功徳があることは自明の理―恩師。弾ける勢いで体験を語ろう
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滋賀の日。心と心結ぶ励ましの連帯を拡大。麗しの湖国に正義の虹かかれ
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勝利島部の日、万歳。大海原は世界につながる道。広布の新潮流は我らから
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明年の核兵器禁止交渉へ国連で是非を討議。絶対悪の根絶へ民衆の声強く
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人工知能の発達で余暇が増える可能性と。生き方の豊かさ問われる時代に
【聖教新聞:2016年(平成28年)10月7日(金)付】
※☆*名字の言*※
古来、帝王学の書として読み継がれてきた『貞観政要』。その中に「創業は易く守成は難し」とある。事業を継ぎ、守ることの難しさを説いた言葉だ
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「守成」の成否は、後継者が「創業の精神」をどう継承するかにかかる。「創業の精神」という不変の出発点に立ち戻りつつ、創意工夫を重ね、たゆまぬ挑戦を続ける。そこから新たな発展も生まれる
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数冊のノートは、どのページも文字でびっしりと埋まっていた。御書の一節、学会指導……。「亡くなった父のものです」と息子。事業に失敗した父は、負債を抱えた中で、剪断加工業を始めた。機械はわずか1台。裸一貫からの再出発だったが、丁寧な仕事が評判を呼び、業績を伸ばしていった
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父は奮闘の日々の中で黄金の原点を刻んだ。1989年、池田SGI会長との出会いが。工場の規模、従業員の人数などを聞いた後、SGI会長は言った。「商売は手堅くやりなさい」。この指導を基に、会社の社訓「誠実なる人人が/確実な仕事をし/充実した社風で/堅実な経営を」を掲げた
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父の死後、工場を継いだ息子。ノートを手にしみじみと語った。「池田先生の指導が根本の父でした。父の仕事への情熱と弟子の姿勢を、自分も貫きます」。「創業の精神」は、しっかりと受け継がれていた。(芯)
【聖教新聞:2016年(平成28年)10月7日(金)付】
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