露寒/今日の俳句 ≪第2307号≫
≪2016年(平成28年)11月1日(火)≫(旧暦10/2)
露寒し縷々とラジオの「尋ねびと」 伊丹三樹彦
露寒の野仏のみなをさな顔 星野麥丘人
露寒し遠き思ひ出あざやかに 日野草城
露寒の合壁の身をつつしめや 伊藤白潮
※ 露寒
露は晩夏から初秋にかけて多く生じるが、晩秋のころ葉末や屋根に光る梅雨は、見るからに冷たく寒々と感じられる。十月九日ごろを、二十四節気の一つの《寒寒》という。季題の露寒とはかかわりがないのだが、秋も末になった十一月に入って、気温が下がると、露の生じることは少ないから、実際に露寒を感じる季節は《寒露》の頃である。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
仏法とは
万人尊敬の哲学だ。
「一切衆生に仏性あり」
他者を敬う行動が
自らの生命を輝かせる。
2016年)11月1日
※☆*寸 鉄*☆※
「創立の月」がスタート。掲げた目標の完遂へいざ前進!誉れの自分史刻め
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恩師「人材を発掘せよ」。広布の未来は後継の育成にあり。地道な激励こそ
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東京・八王子の日。師弟直結で戦う世界の本陣。拡大のうねりをここから
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AED蘇生措置で社会復帰率2倍に。命の綱だ。設置場所・使用法を確認
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いじめ認知件数、最多の22万件。ネットでの中傷増加と。社会全体で撲滅
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月1日(火)付】
※☆*名字の言*※
“ヒバクシャ”の中には徴用・徴兵で広島に強制移住させられた朝鮮半島出身者がいる。戦後、1万人以上が帰国したが、日本に渡ったために「母国の裏切り者」と非難され、被爆の事実を隠し、後遺症に苦しんできた
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韓国・慶尚南道の陜川郡。“韓国のヒロシマ”ともいわれ、今も600人以上の被爆者が暮らす。本年8月、同国で初めて被爆2世の養護施設が開設。惨劇を風化させまいとする被爆2世の闘いは続いている
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毎年8月6日、平和公園の「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」に祈りをささげる広島の婦人部員がいる。釜山生まれの父は爆心地から1・7キロで被爆。自身も“被爆2世の韓国人”と差別された。そんな時、小説『人間革命』第1巻と出あう。一国の宿命をも転換する生命哲学。彼女は「堂々と生き抜こう」と決めた。入会後、韓国名に戻し、父に弘教。今、平和の心を後継に語り継ぐ
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先月14日、世界平和への尽力をたたえ、韓国・陜川郡から池田SGI会長に「名誉郡民証」が贈られた。その陰に、原爆犠牲者の慰霊式典の支援や平和展示など、韓国SGIの地道な取り組みがあった
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「日本にとって韓国は『永遠の隣人』」とSGI会長。その友好と平和の心を継ぐ創価の同志。師弟の信念と行動が、崩れぬ信頼を築いている。(子)
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月1日(火)付】
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