松茸/今日の俳句 ≪第2313号≫
≪2016年(平成28年)11月7日(月)≫(旧暦10/8)
松茸や木曽に木曽馬木挽唄 鈴木石夫
落穂拾ふいつしかひとりだけの道 加倉井秋を
土間にまで松茸飯の匂ひかな 滝沢伊代次
紙のごとき松茸碗に旅なかば 中山純子
一つ買ふ持仏がほどの松茸を きくちつねこ
※ 松茸
赤松林に多くはえる。まれにエゾマツ・シラビソ・ツガなどの林にはえることもある。傘は、はじめは半球状、しだいに開いて突円形となり、しまいに扁平に開く。襞は終わりまで白色。傘や柄の肉は緻密で色白く、特に香気が高く、日本人の嗜好に適し、秋の季節感あふれる代表的な食品の一つ。九月末に初ものが出るが、最盛期は十月の末ごろ。京阪地方の風土に適しており、樹齢十五年ぐらいの赤松林にはえはじめ、三十~五十年ぐらいが最盛期。マツタケに荒らされて赤松の樹勢が弱まり、ひいてはマツタケに荒らされて赤松の樹勢が弱まり、ひいてはマツタケの発生に影響があるので、赤松を弱めないようにするさまざまの手段が講じられる。栽培とまではゆかないが、、増殖法は、いろいろ試みられている。韓国などからの輸入品も多い。焼いたり、煮たり、蒸したり、また飯に炊き込んで食べる。土びん蒸しは特に美味。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*今週のことば*☆※
いざ「対話の秋」だ!
強盛に祈った分
勇敢に動いた分
誠実に語った分
幸福の大道は開かれる。
2016年)11月7日
※☆*寸 鉄*☆※
未来部が「E―1GP」。挑んだ友に喝采。労苦の汗は世界に羽ばたく因と
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東京・大田「正義の日」。正義とは勝つこと!師弟源流の天地に燃える闘魂
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青年は国の柱だ。柱が腐っては国は保たぬ―戸田先生。後継よこの自覚で
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「誠実こそ、芸術の名に値する」彫刻家。今日も爽やかな振舞を。名優の如く
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竜巻注意報の精度が向上と。情報網は日々進歩。共助の絆の強化も忘れず
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月7日(月)付】
※☆*名字の言*※
「今学期はどんな内容をカバーする(扱う)のですか」。学生の質問に教授が答えた。「重要なのは君が何をディスカバー(発見)するかだ」。言語学者チョムスキー氏が、教育の理想として紹介した話である(『知の逆転』NHK出版新書)
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求められる教育は、知識の蓄積ではなく「他の人たちと協力して独自の創造的な仕事をすること」だと氏は強調する。思索は他者と分かち合うことで価値を生む
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先月、核時代平和財団とSGIが主催したアメリカの会議に、チョムスキー氏ら核問題に取り組む識者が集った。政治・法律・医学・社会学など専門は多彩。それぞれの知見を発表しつつ、議論が進められ、一つの言葉を軸にまとまっていった。それは「希望」。未来への希望さえ失わなければ眼前の難題に立ち向かえる――この“発見”を共有した意義は大きい
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会議へのメッセージで池田先生は述べた。「民衆の連帯こそが、時代の閉塞状況を打ち破る、変革の力を湧き起こし、希望の未来への旭日を立ち昇らせゆく」
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先の国連総会で、「核兵器禁止条約」制定への交渉を明年、始めることが決議された。その明年は第2代会長・戸田先生の「原水爆禁止宣言」60周年。民衆の連帯という希望の力で、平和への潮流を強めていきたい。(蹴)
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月7日(月)付】
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