小春/今日の俳句 ≪第2318号≫
≪2016年(平成28年)11月12日(土)≫(旧暦10/13)
小春日や湖より青き蟹の甲 水原秋櫻子
先生と話して居れば小春かな 寺田寅彦
小春日や石を噛みゐる赤蜻蛉 村上鬼城
めがね拭くことを幾度も小春かな 細見綾子
小春日や杖一本の旅ごころ 村越化石
※ 小春・小六月、どちらも旧暦十月の異称。俳句では、立冬を過ぎてからの、ぽかぽか春のように暖かい日のことをいう。現在では十一月に限らず十二月に入ってからも、暖かい日であると、小春日・小春日和などと用いる。
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※☆*わが友に贈る*☆※
家族こそ
後継者育成の本舞台だ。
一緒に勤行・唱題し
会合に参加する中で
信心の確信を伝えよう!
(2016年)11月12日
※☆*寸 鉄*☆※
女子部の日。世界の華陽スクラムは社会の希望。一人も残らず青春勝利を
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“創造力”は万事を左右し美、正義、幸福をつくる―哲人。創価の道を勇んで
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中継行事G、各種役員の皆様に感謝!師の心を伝える功労者。福徳は厳然
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東京五輪のメダルに家電活用。持続可能な未来を皆の手で。環境先進国へ
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空気が乾燥する季節。火災に注意!火の元点検をしっかり。深き用心こそ
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月12日(土)付】
※☆*名字の言*※
「まだ仏法の哲理が、よく分かっていないので……」。そうためらっていた青年と一緒に、仏法対話に挑戦した。2人、3人、4人と対話を重ねるものの、弘教には至らない。だが彼は、気落ちするどころか、だんだんと元気に。「不思議です。対話に動けば動くほど、勇気が増していくんです」と
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「アメリカ心理学の父」と呼ばれたウィリアム・ジェームズは、「なにかの美点を身につけたいときは、すでにそなわっているかのように行動すればよい」(木村博江訳)と言ったが、まさに至言。自己を変革するには、まず行動することだ
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一歩でも、困難に挑んでみる。一人でも多く、友に尽くしていく。たとえ“小さな行動”でも、積み重ねていけば“大きな人格”が築かれ、幸福への礎になる
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仏法の真髄は「行躰即信心」である。観念論ではない。祈り、学ぶとともに、それを実践に昇華させてこそ、価値を生むことができる。流れが止まった水は濁りやすく、使わない鉄はさびやすい。人生も同様だろう
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先の青年は今、“励まされる側”から“励ます側”に成長し、弾む声で語る。「分かることより変わること。それが一番大切なんですね!」。“よし、こちらも”。伸びゆく若き生命の勢いに、勇気と希望をもらった。(誠)
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月12日(土)付】
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