≪2016年(平成28年)11月14日(月)≫(旧暦10/15)
※新聞休刊日
暖冬の歩歩青春は道へ伸ぶ
清水清山
冬ぬくし天平仏に母の笑み
平野無石
母鹿は何時も母の瞳冬ぬくし
豊田ふじを
そつとして置いてもらへば冬ぬくし
岩上とし子
寺の名で寺が探せぬ冬ぬくし
能村研三
※ 冬暖か・暖冬・冬ぬくし
暖かい冬。人には暖かくてありがたいが、長く続けばいわゆる暖冬異変となり、麦の徒長など農作物に思わぬ被害を与えるともいわれる。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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