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浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

小説「新・人間革命」

 

源流 六十九 法悟空 内田健一郎 画 (5960)

 インド創価学会が念願のメンバー一万人に達し、盤石な広布の礎を築き上げたのは、二十一世紀の新しい行進を開始した二〇〇二年(平成十四年)八月のことであった。以来、破竹の勢いで広宣流布は進み始めた。十二年後の一四年(同二十六年)三月には、メンバーは七倍の七万人を突破したのである。
 広宣流布をわが使命とし、自ら弘教に取り組んできた同志の胸中には、汲めども尽きぬ喜びがあふれ、生命は躍動し、師子の闘魂が燃え盛っていた。全インドのどの地区にも、歓喜の大波がうねり、功徳の体験が万朶と咲き薫った。
 それは、さらに新たな広布への挑戦の始まりであった。メンバー十万人の達成を掲げ、怒濤の大前進を開始したのだ。弘教は弘教を広げ、歓喜歓喜を呼び、翌一五年(同二十七年)の八月一日、見事に十万の地涌の菩薩が仏教発祥の国に誕生したのである。地涌の大行進はとどまるところを知らなかった。三カ月半後、創価学会創立八十五周年の記念日である十一月十八日には、十一万千百十一人という金字塔を打ち立てたのだ。
 そして、十万人達成から一年後の今年八月一日、なんと十五万人の陣列が整う。しかも、その約半数が、次代のリーダーたる青年部と未来部である。
 この八月、代表二百人が日本を訪れ、信濃町広宣流布大誓堂に集った。世界広布を誓願する唱題の声が高らかに響いた。インドの地から、世界広布新時代の大源流が、凱歌を轟かせながら、ほとばしり流れたのだ。
 いや、アジアの各地で、アフリカで、北米、南米で、ヨーロッパで、オセアニアで、新しき源流が生まれ、躍動のしぶきをあげて谷を削り、一瀉千里に走り始めた。われら創価の同志は、日蓮大聖人が仰せの「地涌の義」を証明したのだ。
 流れの彼方、世界広布の大河は広がり、枯渇した人類の大地は幸の花薫る平和の沃野となり、民衆の歓喜の交響楽は天に舞い、友情のスクラムは揺れる。 (第二十九巻終了)


【「聖教新聞」2016年(平成28年)11月23日より転載】


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