冬凪/今日の俳句 ≪第2338号≫
≪2016年(平成28年)12月2日(金)≫(旧暦11/4)
冬凪の檸檬色づくほのかなり
水原秋櫻子
冬凪や鉄塊として貨車憩ふ
木下夕爾
冬凪やひたと延べあふ岬二つ
井沢正江
冬凪ぎて砂に小貝の美しく
吉屋信子
冬凪や漁師ばかりの理髪館
水野李村
※ 冬凪・寒凪。
冬は風が強く海が荒れることが多いものだが、海に風もなく、穏やかに凪ぎわたる日もある。陸上でも風向きの変わる際に、しばらく風が途絶える時があり、冬ならばこれも冬凪である。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
リーダーの覇気こそ
前進と発展の原動力。
はつらつたる振る舞い
満々たる生命力で
師子奮迅の名指揮を!
2016年12月2日
※☆*寸 鉄*☆※
『人間革命』執筆52周年。師の偉業に学び我ら自身の共戦譜を刻みゆこう!
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ペンの戦いは不断の精神闘争。破邪顕正の文芸部よ勇戦を。きょう、部の日
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わが国においてSGIは社会の大事な柱―大臣。誠実の行動で光る賢者と
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世界に幸福を与えんとの大目的が学会にはある―戸田先生。胸張り広布へ
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いじめは絶対悪だ。断固許さぬ文化の確立を。学校・家庭・社会一体で根絶
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月2日(金)付】
※☆*名字の言*※
何かと友人に会う機会が増える師走。同窓会などで懐かしい顔が集まれば、話は尽きない。忘れかけていた思い出や青春の日々がよみがえる。いきおい、“昔はよかった”という話にもなる
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ただし、若い人が一緒の時は、少し配慮が必要だ。哲学者バートランド・ラッセルは、旧友と語らい、「古い果敢だった出来事を思い出す喜びは格別」とする一方、若い人にとって、これらの“自慢話”は「まったく滑稽で退屈である」と述べている(『人生についての断章』みすず書房)。ちょっと手厳しいが、現実には違いない
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初代会長の牧口先生は「昔はよかった、ああだ、こうだと、昔の自慢話ばかりする人は、今が悪いという証拠である」と指摘した。牧口先生自身は、70代になってからも、口癖のように「われわれ青年は」と呼び掛けた。獄中にあっても、最後まで真摯に学び続けた。誰よりも「青年の心」で、広布と社会の未来を見つめていたのである
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仏法は「現当二世」。常に「今」「ここから」、未来へと出発する。これこそ「青年の心」にほかならない
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前進する人、挑戦を忘れない人は、限りない魅力にあふれるものだ。みずみずしい未来志向で“あの頃も良かった。でも今が一番”と言える日々を重ねよう。(味)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月2日(金)付】
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