鮟鱇(あんこう)/今日の俳句 ≪第2342号≫
≪2016年(平成28年)12月6日(火)≫(旧暦11/8)
鮟鱇鍋路地に年月重ねたり
鈴木真砂女
ほかの部屋大いに笑ふ鮟鱇鍋
深川正一郎
鮟鱇の渾沌たるを吊しけり
太田寛郎
吊鮟鱇末期の水を腹に溜め
青木つね子
鮟鱇の津浪を起しそうな口
八牧美喜子
※ 鮟鱇(あんこう)
海底深く棲むアンコウ科の硬骨魚。頭が大きく扁平で口が広いのが特徴。「鮟鱇の餌待」といって背鰭の変形した誘引突起で小魚をおびきよせて飲み込む。鍋にすると美味。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
陰に徹する友を大切に。
人知れぬ労苦を讃えよ!
「これほどまでに」と
思われるほど
リーダーは心を砕こう!
2016年12月6日
※☆*寸 鉄*☆※
各地で地区討議。明年の焦点は「青年拡大」。最高の祈りと団結で勝ち開け
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訪問激励こそ人材育成の要諦。「足は経なり」だ。幹部は軽やかに友の元へ
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妊娠初期・産前2カ月・産後4カ月の母子の健康に十分配慮を。皆の宝と
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若年失業率、日本が主要国で最少の5%台。公明よ更に若者支援の旗振れ
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特殊詐欺への警戒絶やさず。不審な電話など警察の相談番号に迷わず連絡
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月6日(火)付】
※☆*名字の言*※
女優・岡田茉莉子さんの「茉」の字の下部分は、上の横棒が長い「末」が正しい。だが、新聞などに下の方が長い「未」で、よく載った。芸名の名付け親である谷崎潤一郎は、それを見るたび、岡田さん本人に苦言の手紙を送ったという(川本三郎著『君美わしく』文春文庫)
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岡田さんに咎はないが、文豪は黙っていられなかったようだ。「言葉の力」を信じる人には、一字、一語に込めた思いをゆるがせにしない信念がある
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自在会(視覚障がい者のグループ)の友のために、本紙を音読して録音する音訳者を、長年務める婦人部員がいる。先日、便りを頂き、同封された録音CDを拝聴した。同じ単語でも、文脈の中で最も正しい意味合いで伝わるように、声色を緻密に変えている。そのおかげで、音読された文章は、臨場感にあふれ、聞く側の心に生き生きと伝わってきた
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実はこの方、司会業もこなすプロのアナウンサーなのだが、安易な技巧に走らず、「心で読む」ことをモットーにしているという。その真心が通じ、自在会メンバーからは、「あなたの声に励まされ、勇気が出ます」と喜ばれている
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言葉は、使う人の心を映す鏡。本当の「言葉の力」とは、その言葉を記したり、発したりする人の「心の力」なのだろう。(城)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月6日(火)付】
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