寒鯉/今日の俳句 ≪第2344号≫
≪2016年(平成28年)12月8日(木)≫(旧暦11/10)
寒鯉に余分な飯粒透きはじむ
五十嵐研三
寒鯉のうるむ目頭切り落とす
豊田信子
寒鯉の買はるる空のうすみどり
柴田白葉女
寒鯉の影のごときが幾匹も
宮津昭彦
寒鯉や水面に鴟尾の影揺らぐ
森竹昭夫
※ 寒鯉・凍鯉・寒鯉釣
寒中の鯉である。もともと活発な魚だけに、寒中じっと動かぬ鯉には、冬の厳しさが感じられる。寒の鯉は特に美味であるとされる。東日本では長野・群馬・茨城の各県で養殖が盛ん。
→緋鯉
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
※☆*わが友に贈る*☆※
「一文一句なりとも
かたら(談)せ給うべし」
勇敢に正義の対話を!
たった一言でも
仏法を語る功徳は絶大!
2016年12月8日
※☆*寸 鉄*☆※
創価とは間断なき価値の創造なり。昨日より今日。挑戦の心を燃やして前へ
◇
北九州の日。幸の楽土建設へ勇気の拡大!先駆の中の先駆の友よ勝ち進め
◇
悩んでこそ偉大に―戸田先生。苦労は買ってでも。青年ならばこの心意気で
◇
日々、何人を励ませたか―小さな積み重ねが広布の力。幹部は行動で光れ
◇
交通事故が最も多いのは12月。疲労や睡眠不足で注意力が低下。油断排せ
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月8日(木)付】
※☆*名字の言*※
大分平和会館の2階にある銅板の詩碑。2500人の青年の前で発表された長編詩「青年よ 21世紀の広布の山を登れ」が刻まれている
▼
1981年(昭和56年)12月10日の長編詩発表から35周年。この佳節をどう迎えるか――大分の友は「2500人の青年の陣列」を築くと決めた。壮年部の「ブロック5勇士」を参考に、「地区青年5勇者」と銘打ち、座談会等を活用して、青年の記念撮影を行ってきた
▼
35年前を知る壮年・婦人部の友は皆、当時の模様を伝える「証言者」になった。ある座談会で壮年が“師との出会い”を語ると、青年たちが「もっと教えてください」と集まってきたという。「若い人の“師を求める心”がうれしくて。もう夢中で語りました」と壮年は笑顔になった
▼
どんな運動も、永続性を持つには、世代から世代へ、精神性を伝える作業が欠かせない。その中で後継の人材は立ち上がる。一方で、伝えた側の胸には、当時の誓いが生き生きとよみがえり、再びの前進を開始する
▼
今月、大分で行われる九州総会の際に、会場のロビーには、「5勇者」に挑戦した大分の全地区の写真が飾られる。2500人を超える青年の心には、壮年・婦人の励ましと、広布の山を登りゆく誓願が息づいているに違いない。(芯)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月8日(木)付】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡