年の暮/今日の俳句 ≪第2353号≫
≪2016年(平成28年)12月17日(土)≫(旧暦11/19)
化石句碑建ちて安らぐ年の暮
松崎鉄之介
見えぬものもろもろ見えて年の暮
柴田久子
過ぎ去りしことはうつくし年の暮れ
やのかよこ
古里は翼拡げて年の暮
市川伊團次
膝かばい家事も手抜きの年の暮
先山実子
※ 年の暮・歳暮・歳晩・年末・年歩む・年の瀬・年の果・年暮るる
年の終わり。十二月も押し詰まって、街は歳末売り出しで賑わい、家庭では新年を迎える用意に忙しい。年の瀬ともなれば、すべてが慌ただしく、しかも活気を帯びてくる。
→ゆく年
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「道理証文よりも
現証にはすぎず」
体験が真の納得を生む。
信仰の醍醐味を
自分らしく語り抜こう!
2016年12月17日
※☆*寸 鉄*☆※
青年部の成長の先に人道世紀が開かれると確信―識者。社会貢献の人たれ
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個人会場提供者の皆さまに感謝!宝城ありて地域広布は加速。福徳は無量
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立派な友人の励ましほど苦しみを癒す薬はない―詩人。創価は大善の連帯
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多忙な年の瀬、空き巣が増加。短時間の外出でも施錠徹底。心にも隙なく
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企業の障がい者雇用、13年連続で最多と。万人が輝く社会へ公明が牽引を
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月17日(土)≫付】
※☆*名字の言*※
感性豊かな絵がずらりと並んだ第31回少年少女希望絵画展(創価文化センターで25日まで)。会場には今回初めてシリアやトルコの子どもたちの作品も展示された
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特定非営利活動法人「難民を助ける会」(AAR Japan)の提供によるもので、紛争が続くシリアを逃れ、トルコで避難生活を送る子らが描いた。にぎわう家や色とりどりの果物など、祖国での暮らしを思い出して描いたのだろう。けなげさに胸が詰まる
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避難先には環境になじめず友達ができない子や、学校に通えない子も少なくない。そのためAARでは両国の子どもの交流行事を実施している。絵画展にはトルコの少年が描いた“大きな家”の絵も。「これはトルコを表しているんだ。トルコだってトルコ人だけのものではないと思うよ」との言葉が添えられていた。相手を知る中で思いやりは芽生える
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「私には関係ないと思わずに、あちら側にいるのは自分や家族、友人や恋人だったかもしれない。そういう想像力を持って」――AARの長有紀枝理事長の本紙での言葉を思い出す
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仏法では、万物が関係し合いながら存在するという縁起論を説く。世界を身近に捉える。人の痛みに思いをはせる。そこから目の前の現実を変えていきたい。想像力とは創造力でもある。(朋)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月17日(土)≫付】
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