浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

年忘れ/今日の俳句 ≪第2356号≫

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≪2016年(平成28年)12月20日(火)≫(旧暦11/22)


 ユーカリの白い花見る年忘れ
            瀧井孝作

 この町に料亭ひとつ年忘れ
            上崎暮潮

 年忘三輪山ぬうつと闇に在り
            河原枇杷

 歌舞伎座の絨氈踏みつ年忘
            渡辺水巴

 遅参なき忘年会の始まれり
            前田普羅


※ 年忘れ
 年の暮れに、親類・知友などが一堂に会して、一年間の労苦を忘れ、また無事を祝い会うために催す酒宴。室町時代からあり、連歌の興行などが行われた。今は会社や官庁の忘年会という名のいたずらに飲んで騒ぐ会になってしまった。

 

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  仕事に奮闘する友よ
  賢く健康第一で
  全てに真剣勝負で臨め!
  誠実の振る舞いには
  必ず「信用」が残る!


2016年12月20日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 「最後に勝つのが正しい信心の姿」戸田先生。本年も深き祈りで総仕上げへ
      ◇
 東京・多摩池田総区「原点の日」。勇気の対話で拡大の波を!共戦の誉れ高く
      ◇
 働く人が選ぶ今年の漢字「乱」と。時代は求める。揺るぎない精神の支柱を
      ◇
 学習指導要領が10年ぶりの改訂、世界化に対応と。「開かれた心」の育成が要
      ◇
 国連の「人間の連帯国際デー」。国を超えて民衆を結ぶSGIの使命は大

 

聖教新聞:2016年(平成28年)12月20日(火)≫付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


18府県、33の祭りで構成される「山・鉾・屋台行事」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されることが決まった。能楽や和食などに続くもので、日本では計21件となる

「文化」と聞けば、音楽や絵画などの「芸術」を思い浮かべるが、本来はもっと広い概念で、人類が自らの手で築き上げた有形・無形の成果の総称。身近な生活の場で生まれ、育まれるものだ

例えば、家に赤ちゃんがいれば、オムツは欠かせない。戸田先生は、「赤んぼうの“おしめ”なんか、立派な文化です」「あれを発明した人は、たいした知恵者ではないだろうか」と語っている。知恵を形にして、人に用いられるようにすること――この「知恵の知識化」を、戸田先生は「文化」と捉えた

法華経では「開示悟入」の法理が説かれる。一人の人間には、“無限の知恵”が秘められており、それを全ての人に示し、開きゆくのが、仏の出現した目的であるという意味だ。つまり、仏法の目的の一つは、人間の“知恵の開発”にある。この法理を現代に敷衍し、具体的に展開したのが、創価の三代会長であり、なかんずく池田先生である

豊かな知恵の大地にこそ、絢爛たる人間文化が花開く。私たちが進める広宣流布は、地域・社会を潤す大文化運動である。(芯)


聖教新聞:2016年(平成28年)12月20日(火)≫付】

 

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