掃納/今日の俳句 ≪第2359号≫
≪2016年(平成28年)12月23日(金)≫(旧暦11/25)
※天皇誕生日
国民の祝日の一つ。 1948年「国民の祝日に関する法律」 (昭和 23年法律 178号) により他の祝日とともに制定。天皇の誕生日を祝うことを目的とするもので,現在は 12月 23日。光仁天皇在位の宝亀6 (775) 年天皇の誕生日を天長節と称したのが始り。
【ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説】
掃納めて常の如くに置く机
篠原温亭
掃納め門燈くらく思ひけり
高橋淡路女
茶袋のこぼれくすべぬ掃納め
富田木歩
裏山のにはかに暮るる掃納
中村智恵子
風邪患者いたはり帰し掃納め
瀧澤伊代次
※ 掃納
大晦日も更けてから、その年の最後の掃除をすること。元旦は一日中掃除をしない風習がある。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
※☆*わが友に贈る*☆※
親子の時間を有意義に。
じっくり話に耳を傾け
よき思い出をつくろう!
信心継承のドラマを
わが和楽の家庭から!
2016年12月23日
※☆*寸 鉄*☆※
一冊の良書が心を育み平和をつくる。離島・被災地等への図書贈呈50万冊に
◇
荒川師弟勝利の日。福徳光る庶民の都。さあ大東京を牽引する快進撃を!
◇
言葉は人々を接近させる―文豪。信頼は爽やかな挨拶から。師走の今こそ
◇
菩薩行をせねば仏になれぬ―牧口先生。仏法の魂は利他の振る舞いにあり
◇
自転車事故に注意を。一時停止、信号等を順守。“車両”運転する意識持ち
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月23日(金)付】
※☆*名字の言*※
日本で最初にプラネタリウムが設置されたのは80年ほど前。当時、投影できた星は地上から肉眼で見える6等星まで。数にして約9000個だったという。現在は、10億を超える星を映し出す装置もできた
▼
プラネタリウム開発をリードしてきた一人が大平貴之氏。開発者を志したきっかけが著書『プラネタリウム男』(講談社現代新書)につづられている。それは科学館に勤めるプラネタリウム解説員との出会いだった
▼
当時、小学生だった氏。だが解説員は、少年を決して“子ども扱い”しなかった。投影機の仕組みや機能を一つ一つ丁寧に説明。そして折あるごとに「大平君が真に世界に誇れる最先端のプラネタリウムを作り、科学館に納めてほしい」等と言葉を掛け続けた
▼
教師が優秀だと信じた生徒は、期待されなかった生徒に比べ、明らかな成績の向上が見られたという実験がある。教育心理学で「ピグマリオン効果」と呼ばれるものだ。成績にとどまらず、大人からの期待が、どれほど子どもの自信や生きる力になるか、計り知れない
▼
子どもは周囲の大人の考えを鋭敏に感じ取っているものだ。ゆえに心の思いを響かせて、後継の友へ真心の言葉を紡ぎたい。子どもたちを信じることは、未来を信じることである。(美)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月23日(金)付】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡