浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

大晦日/今日の俳句 ≪第2363号≫

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≪2016年(平成28年)12月27日(火)≫(旧暦11/29)


  大年やおのづからなる梁響
              芝不器男


  大年の嵯峨清涼寺闇に入る
              廣瀬直人


  大晦日シャンパンの栓弾け跳ぶ
              尾上有紀子


  父祖の地に闇のしづまる大晦日
              飯田蛇笏


  滞在のホテルに馴れて大晦日
              今井千鶴子

 

※ 大晦日・大つごもり・大三十日・大年・除日
 みそかは月の第三十の日。一年の終わりの十二月のみそかを《大晦日》という。一年の終わりの日なので、各家庭は新年を迎える準備に忙殺され、一年の締めくくりの雑事に追われる。官庁や会社は、すでに閉じているが、町は買い物客で雑踏し、年の暮れのあわただしさがみなぎる。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  多忙な時こそ
  唱題第一で挑もう!
  困難を打開する智慧も
  我らを護る諸天の働きも
  強き祈りから生まれる。

                             2016年12月27日


       ※☆*寸 鉄*☆※


 人に会うことが広布の直道。「仏種は縁に従って起る」。足取り軽く友の元へ
      ◇
 創価班・牙城会・白蓮Gが奮闘。君ありて未来あり。“青年拡大”の主役頼もし
      ◇
 大学生の親、「教育費に負担感」9割と。奨学金拡充など公明が更にリードを
      ◇
 世界と日本の平均気温が過去最高に。環境問題に国境なし。皆が主体者と
      ◇
 C作戦26年。学会は世界宗教に飛翔。偽法主日顕宗は凋落。正邪は歴然


聖教新聞:2016年(平成28年)12月27日(火)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


今年の漢字にも選ばれたように、リオ五輪の「金」ラッシュには、日本中が沸いた。とくに、過去最多の金銀銅メダル12個をつかんだ柔道は、低迷した前回大会から見事、お家芸の復活を果たした

躍進を陰で支えたのは、独自の技術を誇る情報分析班だった。彼らはこの4年間、世界中の大会約8000試合の映像を収集。強豪選手の技の比率、時間帯ごとの得失点、左右の技の分類など、十数項目で数値化し、徹底的に分析した

かつては、映像を撮影しても、選手に“こんな感じ”と見せる程度だった。だが今回は、データを直視し、相手に応じて、こちらの動き方も明確にした。選手が畳に上がる前に、すでに組み合いは始まっていたのだ

学会にも、拡大の行進を支える、頼もしい“分析班”がいる。広布伸展の実勢を把握し、記録しゆく統監部だ。この22日に「部の日」を迎えた同部を、第2代会長の戸田先生は、いうなれば「組織科学研究機関」であると言った。数字を正確に踏まえてこそ、次に打つ手も見えてくる

個人においても同じだろう。今年、何をどれだけ前進させることができたか総括し、明年は何をどう進めるか明確な目標を立てる。己を見つめ、「金」と輝く飛躍を期す、有意義な年末年始にしたい。(鉄)


聖教新聞:2016年(平成28年)12月27日(火)付】

 

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