行年/今日の俳句 ≪第2365号≫
≪2016年(平成28年)12月29日(木)≫(旧暦12/1)
ゆく年を橋すたすたと渡りけり
ゆく年や山にこもりて山の酒
行く年やテロと自爆と自衛隊
鎌倉喜久恵
年逝かす稿債ひとつひとつ返し
鈴木榮子
葉牡丹の紫の渦年はゆく
大橋敦子
※ 行年・数へ日・年惜しむ・年の内・年の暮・年用意・行年・極月・年歩む・年移る・年送る・年守る
正月が、明日、明後日にせまってくると、年行くという感慨が深い。ふと時の流れの速さに、はっとして、身近をかえりみるのは、こうゆうときである。あわただしく、流れるように過ぎ去ってゆく年を惜しむ思いは、人々の胸に共通している。
【「世界大百科事典 第2版の解説」より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「無冠の友」の皆さま
通信員・新聞長はじめ
本紙を支えてくださった
全ての方々に感謝合掌。
希望の拡大を明年も!
2016年12月29日
※☆*寸 鉄*☆※
米の名門大学から会長に名誉博士号。人類が仰ぐ英知。弟子の道ゆく誉れ
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青年ならば天下を救うとの理想を持て―戸田先生堂々と拡大の年の先陣を
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家の中に平和を見出す者が最も幸福―文豪。有意義な一時を。和楽の礎に
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若者の外出回数は高齢者以下と。孤立化進む現代。心を結ぶ後継の使命は大
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感染性胃腸炎、ピークはこれから。手洗い・嗽を徹底。年末年始も健康で
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月29日(木)付】
※☆*名字の言*※
岐阜県高山市で迎えたある真冬の日の早朝。気温は氷点下で、前日からの雪は凍結していた。街は一面、“氷の世界”。その中で無冠の友が一軒一軒、ポストに新聞を投函していた
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きょうで本紙は、本年の最終号となる。読者に本紙が届くのも、配達員の友の奮闘あればこそと感謝は尽きない。秋田の婦人は毎冬、長靴を買い替えるという。約1時間の雪道を徒歩で配達していると、靴底がすり減り、滑りやすくなるからだ。履きつぶした長靴は、婦人が真っすぐに使命を貫いてきた証しである
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先日、取材で訪れた高知文化会館では、会合のための設営作業に黙々と励む同志の姿があった。こうした「陰の力」によって、今年も学会は前進・勝利の歴史を刻むことができ、明年を勢いよくスタートすることができる
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人間の本当の偉大さはどこにあるのか。池田先生は語っている。「脚光もない。喝采もない。それでも、自分が決めた使命の舞台で、あらんかぎりの、師子奮迅の力を出し切って、勝利の金字塔を、断固、打ち立てていく。その人こそが、最も偉大なのである」
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誰が見ていなくとも、広布のための苦労は一切が自分自身の人生を荘厳する福徳となる。そこに信心の醍醐味もある。明年も自分らしく、完全燃焼の一日一日を飾ろう。(芯)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月29日(木)付】
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