浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

小寒/今日の俳句 ≪第2373号≫

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≪2017年(平成29年)1月6日(金)≫(旧暦12/9)
小寒


  小寒や枯草に舞ふうすほこり
             長谷川春草


  小寒のさゞなみ立てて木場の川
             山田土偶


  小寒や石段下りて小笹原
             波多野爽波


  小寒のひかり浸して刷毛目雲
             火村卓造


  小寒の楠匂はせて彫師なる
             坪野文子


※ 小寒
 二十四気の一つ。寒の入りの日。いよいよ厳しい寒さに向かう。
→寒の入り・寒

【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  一日のスタートは
  清々しい挨拶から!
  張りのある声と
  さわやかな笑顔で
  社会の信頼の灯台に!


        2017年1月6日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 会長は世界市民を鼓舞し革新の時代を牽引―識者平和と人道の世紀の太陽
      ◇
 「創価班師弟誓願の日」。創価とは勝利の異名だ。広布の責任担い一人立て
      ◇
 青年の情熱が高まる時、組織はグングン躍動―戸田先生。後継育成を皆で
      ◇
 還付金詐欺が再び急増。「ATMへ」は信じるな。声を掛け合い冷静に撃退
      ◇
 景気予想、拡大が6割と。経済再生と生活の安定へ正念場。公明よ総力を!


聖教新聞:2017年(平成29年)1月6日(金)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※


ある青年部員は、子どもの時分から悩みに直面するたび、父に話を聞いてもらうという。相談を受けた父が最後に必ず口にする言葉がある。昔から全く変わらない。「判断が正しいかどうかは、『それをしたら、母さんが喜ぶか、どうか』で考えろ」

そこには父から息子への大きな信頼がある。“母を思え。そうすれば、君は間違わない”――少年、青年、熟年、どの年代になろうとも、変わることのない判断基準や価値観が、この世にはある

今年の新年勤行会の折、高齢の婦人が入会した。婦人は数十年来、ある母子を見てきた。子は病を患い、母子は試練に深く悩まされた。だが決して逃げず、信心を貫いた。年月を重ね、子は立派に成長した。そして婦人と会うたび、子は「おばさん、元気? 風邪ひかないでね」などと心優しい言葉を掛けた

“この親子の苦労は本物だ。この子の姿と言葉に、真実の学会を見た”。婦人は心からそう思い、入会を決めたという

御書に「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(1174ページ)と。今や、多様な映像や活字を通し、学会を知る機会は格段に増えた。だが、技術が進歩し、環境が激変する現代だからこそ、「人の振舞」という仏法の変わらぬ本質を見失うまい。(城)

 

聖教新聞:2017年(平成29年)1月6日(金)付】

 


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