浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

ごまめ/今日の俳句 ≪第2374号≫

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≪2017年(平成29年)1月7日(土)≫(旧暦12/10)


  日本の家が寒くてごまめ曲る
             辻田克巳


  ごまめ噛む歯のみ健か幸とせむ
             細川加賀


  短命の家系に独りごまめ噛む
             林三栄


  独酌のごまめばかりを拾ひをり
             石川桂郎


  どれもこれも目出度く曲るごまめかな
             角川照子


※ ごまめ・田づくり・小殿原
 五万米(ごまめ)ともいう。片口鰯を清水で荒い、乾燥させたものを、醤油・砂糖・味噌で濃い甘辛の汁が煮立ったところへ入れ、とろ火で汁の無くなるまで煮たもの。正月の料理には欠かせない。田植えの祝儀肴として用いられたことから「田作」という説があり、また数が多いことから武家では「小殿原」と呼んでいた。

【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  リーダーの気迫が
  広布の未来を決する。
  燃えるような情熱と
  新しい発想・行動で
  皆の魂を鼓舞しよう!


        2017年1月7日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※


 SGIは「一対一」の対話で希望生み出す―博士。さあ心結ぶ語らい勇んで
      ◇
 御聖訓「仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし」。青年を先頭に拡大を
      ◇
 全体験が生きる。これが妙法の功徳―戸田先生。信心の労苦に無駄はなし
      ◇
 受験シーズン到来。健康第一で悔いなき挑戦を。勝利の春祈る。負けるな
      ◇
 交通事故死減少も高齢者の割合、過去最高に。慢心や油断を排し絶対無事故


聖教新聞:2017年(平成29年)1月7日(土)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※


ドイツの作家トーマス・マンは、若い頃からほぼ毎日、日記をつけた。1953年には、ミケランジェロやベートーベンについての新聞記事を読み、こう記している。「偉大さと関わることをひじょうに好むのは、私にはプラスの材料と、私は思う」(森川俊夫ほか訳『トーマス・マン 日記 1953―1955』紀伊國屋書店

当時、78歳。体は衰えつつあったが、創作への情熱を燃やし続け、決してペンを離さなかった。翌年には30年越しの作品『詐欺師フェーリクス・クルルの告白、回想録の第1部』を発表。これが彼の遺作となった

偉大な精神に触れれば、自らの心も刺激を受け、前進の意欲も生まれよう。目の前の壁が高く思える時にも、より大きな視点に立てば活路も見えてくる

職場での不遇や、病魔との闘いなどを勝ち越えた北九州の壮年。「大変なことばかりでしたが、“広宣流布のために、池田先生と共に”と決意を新たにするたび、勇気が湧くんです。気付けば、一つ一つの具体的な祈りは全てかなっていました」と

初代会長の牧口先生は「大目的が確立してこそ中目的、小目的が明確になり、その方法もうまれる」と語った。広宣流布という大目的を胸に、それぞれの使命の舞台で、黄金の自分史を刻もう。(蹴)

 

聖教新聞:2017年(平成29年)1月7日(土)付】

 


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