若水/今日の俳句 ≪第2375号≫
≪2017年(平成29年)1月8日(日)≫(旧暦12/11)
若水や虚子存問のありどころ
宇佐美魚目
蛇口より東若水ほとばしる
平畑静塔
お松明若潮迎への繰出しぬ
田口一穂
※ 若水→初水→福水→若井→井華水→若潮→若潮迎へ。
元旦の早朝に汲む水で、歳神に供え、口をすすいだり、雑煮などの料理に用いたり、福茶を沸かしたりする。古くは宮中で立春の朝に汲む水のことをいった。若水を汲みに行くことが「若水迎え」で、一般に年男の役目であるが、西日本では女性も汲む所がある。身なりを改め、厳粛な気持ちで井戸に赴き、水神に餅や米を供えて、水を汲む。その際、土地ごとにさまざまな縁起のよい唱え言をした。若水を汲む桶が「若水桶」。九州では元旦早朝に年男が海水を汲んできて神に供える。これを若潮・若潮迎えという。
【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
仏法修行の要諦は
「人格」を磨くことだ。
周囲の信頼を勝ち得る
振る舞いの積み重ねが
仏法正義の証明となる。
2017年1月8日
※☆*寸 鉄*☆※
本年の勝利誓う幹部会。拡大の突破口は私から!―皆が挑戦の息吹で出発
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組織の発展の急所は?―「青年を育てること」と戸田先生。励ましの風を
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「自他彼此の心なく」御書副役職の友も長と同じ自覚で。勢いも2倍3倍に
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創価班・牙城会大学校生が弘教に奮戦。人生の礎を築く時は今!誓い貫け
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インフルエンザが各地で猛威。手洗い・嗽を入念に。咳エチケット励行も
【聖教新聞:2017年(平成29年)1月8日(日)付】
※☆*名字の言*※
「厳粛な『師弟の日』」――「1月8日」について、池田先生がそう語ったことがある
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1943年(昭和18年)7月6日、初代会長・牧口先生と第2代会長・戸田先生は、治安維持法違反と不敬罪の容疑で逮捕・投獄された。翌年11月18日、牧口先生は獄死。「牧口は死んだよ」と戸田先生が取り調べの判事から告げられたのが、45年(同20年)1月8日だった
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その時の心中を、後に戸田先生は語っている。「先生の死をお聞きしたとき、だれが先生を殺したんだと叫び、絶対に折伏して、南無妙法蓮華経のために命を捨てようと決心したのであります」
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牧口先生の命を奪ったものとは、生命を軽視する国家主義であり、権力の魔性であった。ゆえに人間主義の仏法を語り、善の連帯を広げることで、師匠の「仇討ち」をすると誓ったのである。戸田先生は戦後、壊滅状態だった学会を再建し、75万世帯の弘教を達成。この精神闘争は、第3代会長の池田先生に受け継がれ、広宣流布の潮流は世界へと広がった
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御書に「日蓮が法華経を弘める功徳は、必ず(師匠の)道善房の身にかえるであろう」(900ページ、通解)と。広布に戦うことが、師匠への最高の報恩である。「弟子の勝利が師匠の勝利」と定め、わが栄光の劇をつづりたい。(芯)
【聖教新聞:2017年(平成29年)1月8日(日)付】
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