浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

小豆粥/今日の俳句 ≪第2380号≫

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≪2017年(平成29年)1月13日(金)≫(旧暦12/16)

 

  しなやかに時来る小豆粥吹けば
               阿以鎮雄


  椅子に猫丸く寝てゐる小豆粥
               遠藤梧逸


  小豆粥すこし寝坊をしたりけり
               草間時彦


  小豆粥おそき朝餉を老夫婦
               島村茂雄


  天窓に雪見えてゐる小豆粥
               後藤仁

 


※ 小豆粥・十五日粥・望の粥
 正月十五日の朝、粥を炊いて神の供え、人も祝い食すること。小豆を入れた小豆粥を作る場合と、白粥の所とがある。この粥でその年の豊凶や天候を占う地方も多い。「望の粥」は満月の日の粥という意味。この日前後には全国的に餅を搗く。


【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  奮闘する受験生に
  皆で最大の応援を!
  挑戦と鍛えの冬から
  栄光と歓喜の春へ
  共に一日一日を勝て!

        2017年1月13日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※


 我らの合言葉は“皆が青年の心で”。弾ける生命を輝かせ異体同心で大行進
      ◇
 「法華経の命を継ぐ人なれば」と御聖訓。未来部育成へ励ましを惜しまず
      ◇
 人は腹が決まっていない場合に限り不安を持つ―作家。誓願の人は朗らか
      ◇
 紛争への対応から予防に重点―国連新総長。人類の議会の使命更に大きく
      ◇
 日本で就職希望の留学生増加も半数が断念。地球時代に適した環境整備を

 

聖教新聞:2017年(平成29年)1月13日(金)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※

 

これほど豪華な出演者は本国でも見ることは難しい――そう評される中国国家京劇院の民音公演が、3・4月に全国29会場で実施される

日中国交正常化45周年を記念する今公演では、2大トップスターの于魁智さん、李勝素さんをはじめ同国を代表する役者陣が、国外初披露となる「鎖麟嚢」など珠玉の作品を演じる。中国最高峰の舞台芸術の粋を堪能できる絶好の機会となろう

同院は中国文化部直属の芸術団体として周恩来総理が設立し、初代院長には京劇界の巨匠・梅蘭芳氏が就任した。周総理は若い頃、京劇で女形を演じ、“政治家にならなかったら、有名な役者になっただろう”といわれるほど、芝居に精通していた。同院設立後も、稽古場に足を運び、自ら演技指導もしたという(「潮」2月号)

周総理が後年、重病を押して会見を望んだのが池田先生だった。この時、総理から託された「日中友好の未来」を開くため、先生は心を砕いてきた。「(民音創立者の)池田先生は、周総理との約束を果たし続けてくださっている」。かつて同院を率いて来日した王秀雲氏(2009年当時、団長)は民音公演の意義をそう語った

5回目となる今回の公演も、周総理の願いをまた一つ、池田先生が実現した証しとなる。(朋)


聖教新聞:2017年(平成29年)1月13日(金)付】

 


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