左義長/今日の俳句 ≪第2381号≫
≪2017年(平成29年)1月14日(土)≫(旧暦12/17)
左義長へ行く子行き交ふ藁の音
中村草田男
火の丈のすぐに追ひつき二のとんど
八染藍子
ちりちりと月へ上りぬとんどの火
島谷征良
左義長やまつくらがりに海うごき
岸田稚魚
左義長の火の粉は星と出合ひたる
永方裕子
※ 左義長→三毬杖(さぎちょう)・どんど・とんど・どんど焼く・飾焼く・注連焼く・吉書
正月に行われる火祭りの行事。小正月を中心に、十四日夜または十五日朝に行われる所が多い。松飾りや注連飾りなどを燃やす。火勢の盛んなのが喜ばれ、「どんど・どんど」とはやし立てる地方もある。この火で餅や団子を焼いて食べると、この一年無病息災であるとか、書初めを燃して高く舞い上がると、書道の手が上がるなどという俗信がある。
→注連貰。
【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
温かな励まし
誠実な語らいが
友情と信頼を育む。
さあ今日も元気に
一人の友のもとへ!
2017年1月14日
※☆*寸 鉄*☆※
混迷する現代には会長の人間主義の哲学が不可欠―学長。平和創出の指標
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四国婦人部の日。共戦の志 深き母の連帯。愛する郷土に希望と幸福を拡大
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青年が存分に働けるよう応援する人が偉い―戸田先生。地域に人材城築け
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列島各地で寒波が依然として猛威。無冠の友よ、断じて無事故で!皆で祈念
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万能細胞で視機能の回復確認。難病治療に希望の光。公明よ更に追い風を
【聖教新聞:2017年(平成29年)1月14日(土)付】
※☆*名字の言*※
その名も「凱歌の行進」。青年たちの勇壮な歌声が、新春の本部幹部会を晴れやかに飾った
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この歌の原曲「凱旋行進曲」は、巨匠ヴェルディ作曲の歌劇「アイーダ」の劇中歌。若き将軍が激戦を勝ち抜き、共戦の同志と共に凱旋する。勝利をかみしめる勇者の誇り、その雄姿に喝采を送る民衆の歓喜――曲に躍動する心は“青年拡大の年”の開幕を告げるにふさわしい
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ヴェルディの時代、祖国イタリアは戦渦に翻弄され、圧政が人々を苦しめた。この時、自由を求める民衆運動に火を付けたのが、彼の歌劇。当局の検閲や悪意の中傷にも、「闇を恐れてはいけません」「絶え間なく真っ直ぐに前進することしかありません」と信念を貫いた(アルド・オーベルドルフェル編著、松本康子訳『ヴェルディ』カワイ出版)
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“年が明けたばかりで「凱旋」とは、気が早いのでは”と、冷静な壮年部が言った。“でも、勝つと決めることから何事も始まりますよ”と婦人部が応じ、皆が納得。やはり、年頭に「凱旋」を誓うところに、格別の意義がある
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新年の出発の集いが、各地でにぎやか。広布拡大へ日々の目標を明確に掲げ、きょうもわが家に凱旋し、明日もわが家に凱旋する。その積み重ねが、人間革命の英雄劇をつづっていく。(鉄)
【聖教新聞:2017年(平成29年)1月14日(土)付】
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