浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

朶/今日の俳句 ≪第2384号≫

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≪2017年(平成29年)1月17日(火)≫(旧暦12/20)
※冬土曜入り

 

  ふるさとや石垣歯朶に春の月
              芝不器男


  青歯朶や後脚で立つ牧羊神(パン)の笛
              横山白虹


  裏白を剪り山中に音を足す
              飴山實


  歯朶の葉の塵清らなり足袋の先
              尾崎紅葉


  海の日や人が歩める歯朶の山
              岡井省二

 


※ 歯朶→裏白。
 シダは種類が多いが、正月の歯朶といえば裏白のことで、葉の表は艶やかな緑色だが裏は白い。葉が対になっているので諸向ともいい、夫婦和合の象徴とする。裏は白いのを白髪の長寿になぞらえて、齢(=歯)を延べる縁起のよいものとして注連縄やお飾りに使う。

【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  リーダーは
  同志の無事故を
  誰よりも祈り抜こう!
  魔を寄せ付けぬ覚悟で
  鉄壁のスクラムを築け!


        2017年1月17日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 御書「心ざしあらん諸人は一処にあつまりて」。座談会の充実で広布は加速
      ◇
 信心で辛労を尽くした人が最後に勝つ―戸田先生青年は勇んで苦難に挑め
      ◇
 ロマン総会へ“婦女一体”で前進!女子部が輝けば地域が明るく。皆で応援
      ◇
 阪神・淡路大震災22年。家族で災害時の対応などを確認。教訓を次世代へ
      ◇
 流感が注意報レベルに。嗽、食事前の石けんでの手洗いを。対策を万全に


聖教新聞:2017年(平成29年)1月17日(火)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※


高齢化が進む東京郊外の集合住宅。創価家族の集いに顔を出すと、背筋をピンと伸ばした和服姿の婦人が迎えてくれた

大正12年(1923年)生まれの93歳。耳は少し遠くなったが、1人暮らしの生活に全く支障はない。健康の秘訣を聞くと、「御本尊の前に座る時以外は、友のために歩くのよ!」と笑顔で。半世紀以上、自宅を地域広布の会場に提供する“広宣流布の闘士”に心から最敬礼した

別の会合には、昭和3年(28年)生まれの88歳の会友の婦人が参加していた。「地味な服を着ると心まで暗くなる」と、花柄の明るい服がまぶしい。昨年11月の教学部任用試験に合格。「心の持ち方一つで人生は決まります。同じ生きるなら、皆さんのように前向きに生きたいですね」

2人に共通するのは、心が若いということ。82歳の生涯を閉じるまで活発に行動した文豪ゲーテの言葉を思い出した。「年をとるということ自体、新しい仕事をはじめることなのである。状況は一新し、行動することをすっかりやめてしまうか、あるいは、新しい役柄を意志と自覚をもって引き受けるか、どちらかである」(木原武一訳)

さあ、新しい仕事を始めよう! 日々、生まれ変わった息吹で行動しよう! これが本因妙の仏法者の生き方である。(川)

 

聖教新聞:2017年(平成29年)1月17日(火)付】

 


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