大寒/今日の俳句 ≪第2387号≫
≪2017年(平成29年)1月20日(金)≫(旧暦12/23)
※大寒
大寒の町家で刻むベルニー二
梨地ことこ
大寒のエレベーターの軋みかな
藤原若菜
大寒の塊となるピアノかな
原田達夫
※ 大寒
二十四気の一つ。1月二十一日ごろにあたり、気温も東日本では最も低い時期で、寒さの絶頂期である。西日本では一月末か二月初めが最も低い傾向がある。
→寒
【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
小さな油断が
大きな事故につながる。
可燃物は放置せず
火の元の総点検を!
百千万億倍の用心で!
2017年1月20日
※☆*寸 鉄*☆※
御書「一人もかけず仏に成る」。仏法の慈光は万人を照らす。皆に尊き使命
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埼玉・戸田県婦人部の日。幸の対話“満開”に!富士を望む天地に凱歌よ轟け
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一方的に話すリーダーは成功しない―研究。聞き上手に。これ名将の条件
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ネットで使われる暗号の17%、「123456」と。安易さ排し個人情報守れ
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防災用品に関心高しと。「まず自分」が災害時の基本。万全の備え怠らず
【聖教新聞:2017年(平成29年)1月20日(金)付】
※☆*名字の言*※
雪晴れの日曜の朝、ジャージー姿の高校生たちが、歩道橋の階段に残る雪を掃いていた。「今日は学校?」と話し掛けると、「野球部の朝練です!」と元気な返事と白い息。「グラウンドが使えないと練習できないね」と言うと、彼らは胸を張って答えた。「これも練習です」
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上達に技術の習得は大事。だが、それ以上に「人間教育」ともいうべき“心の修練”が大切だと彼らの言動に教えられた
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有名な進学校の私立灘校で50年間、国語の教師を務めた橋本武さんも、同様の考え方を持っていた。教科書ではなく、1冊の小説を中学の3年間かけて学ぶというユニークな授業には、深い信念があった。「すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる」「何とか生徒の心に生涯残って、生きる糧となる授業がしたい」(『一生役立つ学ぶ力』日本実業出版社)
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例えばスナック菓子や嗜好品は、一時の空腹は満たせても、体をつくる本当の栄養にはならない。同じように、“人生の骨格や血肉”は、即席でなく、十分な時間をかけてつくりあげるものだ
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仏法も、真の功徳は「冥益」、真の人生の財産は「心の財」と教える。自身の無限の可能性を信じ抜き、鍛錬の日々を重ねる中で、絶対的幸福の軌道は着実に、堂々と築かれていく。(城)
【聖教新聞:2017年(平成29年)1月20日(金)付】
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