二月/今日の俳句 ≪第2399号≫
≪2017年(平成29年)2月1日(水)≫(旧暦1/5)
※ 小蕾忌
福島小蕾(ふくしま しょうらい) 1891年(明治24年)~1969年(昭和44年) 明治24年7月15日、島根県安来市生まれ。昭和44年2月1日没。本名、亮。別号、梨東、梨東書屋主人。広島高等師範(現・広島大学)中退。島根県下の中学校長。のち大正15年より神職。俳句は明治39年広江八重桜門。に入り、のち名倉梧月に師事。「ホトトギス」「懸葵」を経て「石楠」同人。「礼讃」のち(白日・楔・瓶麓・俳句地帯・地帯と改題)主宰。著書に句集「狭田長田」(昭和17)「土をしたふ」(昭和28)」「日々」「静日」「雫」。啓蒙書に「俳句の第一門」などがある。
流れくるものなき川を見て二月
片山由美子
指吸うて母を忘れし二月かな
板垣鋭太郎
唇の荒れて熱ひく二月かな
鈴木真砂女
利根川の岸辺明るし二月来る
松本夜詩夫
鳶が餌を落す二月の雑木山
児玉輝代
※ 二月
三春の中の初春にあたる月で、天気の動きも立春過ぎからは、冬とは趣が違ってくるが、寒気はまだ相当に厳しい。季節風が強く、太平洋側では二月になってから大雪の降ることがある。上旬に東京では鶯が鳴き中旬には雲雀が囀るが、札幌では積雪が最も深い。次第に日が長くなり、春の気配が動き始める。関東以西の平野部では下旬には梅が満開となる。二月の終わることを二月尽という。
→二月尽
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
広宣流布とは
友情を広げることだ。
誠実な「近隣友好」と
地道な「地域貢献」で
信頼の絆を結びゆこう!
2017年2月1日
※☆*寸 鉄*☆※
さあ新時代の二月闘争が開幕。皆が青年の心意気で!黄金の自分史綴ろう
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「牙城会結成の日」。本陣厳護の労苦に感謝。正義の師子吼で拡大の先陣を
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戸田先生「時代遅れの幹部になるな。自ら学び成長せよ」。信心は現当二世
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「諸仏の成道も信の一字より起る」御書。題目の利剣で“心の迷い”を断て
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流感など感染症がいまだ猛威。手洗い・嗽・マスク着用。対策ぬかりなく
【聖教新聞:2017年(平成29年)2月1日(水)付】
※☆*名字の言*☆※
英語の「spot」には「場所・現場」のほか、「見つける」等の意味がある。机上で終わらせず実際の場所に立てば、新しい発見があるものだ
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長崎のテーマパーク・ハウステンボスの澤田秀雄社長は、現場第一の人。7年前、18年間の赤字が続く同社の再建を託されるも、冬季の集客率の低さに悩まされた。打開策を探そうと、園内をくまなく歩いて回った
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日暮れが早く、花も咲きづらい。その中で思い付く。「暗いなら明るく、花が咲かないなら“光の花”を」と。多数のLEDで、世界最大級のイルミネーションを考案。日が短い分、華やかな演出を長く観賞してもらえると発想を変えた。その結果、冬季に多くの客を呼び込むことに成功。創業から初めて経営が黒字に転じた
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いかなる分野においても「現場」に発展の鍵がある。学会もまた、リーダーが現場に身を置き、考え、行動することを重視してきた。65年前の「二月闘争」では、池田先生は組織の最小単位の「組(現在のブロック)」に焦点を当て、自身は同志の家を歩きに歩いた
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打ち合わせや会合は大切だが、友の元へ足を運び、耳を傾ける労を惜しむまい。そこに人間革命のドラマがあり、変革への知恵があるからだ。寒風に胸張り、最前線へ飛び出そう。(剣)
【聖教新聞:2017年(平成29年)2月1日(水)付】
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