寒明/今日の俳句 ≪第2401号≫
≪2017年(平成29年)2月3日(金)≫(旧暦1/7)
病妻に兎も角寒の明けにけり
橋本花風
寒明や雨が濡らせる小松原
安住 敦
われら一夜大いに飲めば寒明けぬ
石田波郷
寒明けの波止場に磨く旅の靴
沢木欣一
きささげの莢は空つぽ寒明くる
布施れい子
※ 寒明
小寒の入り(1月6日ごろ)から始まり、大寒(1月21日ごろ)をへて、十五日目の節分までの三十日間の寒が明けるのは二月四日、五日である。実際に寒明けの実感が生じるのは、立春後数日あるいは、もっとたってからであろう。語感のうえに春を迎える喜びがある。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
わが心を変革すれば
環境は劇的に変わる。
逆風を飛翔の力に!
“今いる場所”で勝て!
2017年2月3日
※☆*寸 鉄*☆※
池田先生は中日の“氷を砕く旅”の先駆者―中国教授。民衆交流を万代へ
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「人は善根をなせば必ずさかう」御書。境涯革命は友に尽くす日々の中に
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統監部の尊き労苦ありて組織は発展。広布の土台支える聖業。福徳は無量
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歓喜の念は行動と同時に起きる―哲人。自他共の幸福へ、まず勇気の一歩。
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自転車で車・歩行者に追突しかけた―高校生8割“車両”運転する意識持て
【聖教新聞:2017年(平成29年)2月3日(金)付】
※☆*名字の言*※
65年前の「二月闘争」。その最中、青年部による第1回の教学の研究発表会が開催された。この席上で、戸田先生は初めて「地球民族主義」との言葉を用いた
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東西陣営が激しく対立し、不信が渦巻いていた時代。恩師は一人一人の根本的な意識変革によってこそ、人間を分断するイデオロギーの壁が破られ、地球上から悲惨の二字を無くすことができると考えたのである
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戸田先生は「地球民族主義」について、発表会の場では一言も説明を加えなかった。思想の意義を示し、宣揚し続けたのは池田先生である。本年の「SGIの日」記念提言では「地球民族主義」について、「『誰も置き去りにしない』という、国連が現在、国際社会を挙げて成し遂げようと呼び掛けているビジョンとも響き合う思想」と位置付けている
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「地球民族主義」を実現するための具体的方途は「対話」である。地球には、一人として同じ人間はいない。それぞれが、かけがえのない固有の文化の中に生きている。だからこそ、“同じ地球に生きる人間”という共通項を手放さず、胸襟を開いて語り合うことだ
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自国優先主義が拡大する世界にあって、仏教の万人尊敬の教えに根差した対話の哲学が、今ほど求められる時はない。足元から挑戦を開始したい。(芯)
【聖教新聞:2017年(平成29年)2月3日(金)付】
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