浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

斑雪(はだれゆき)/今日の俳句 ≪第2407号≫

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≪2017年(平成29年)2月9日(木)≫(旧暦1/13)

 

 

  水の背のひたゆき斑雪昏れてをり
               高島茂


  由起夫なら肉崩れちふはだれ雪
               駒寄あつし


  鶏の餌にまだらゆき混ぜ卵獲る
               佐川広治


  佳き人の道ひろいくるはだら雪
               鎌倉喜久恵


  一枚漢詩に見ゆるはだれ雪
               飯島風


※ 斑雪(はだれゆき)・斑雪(まだらゆき)はだれ野・はだら・はだら野
 ところどころまだらに降る雪をいうが、むしろ残雪のまだらに消え残った意のほうが強い。(はだれに降る)(はだれに残る)どちらにも用いる。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  限界とは

  自らが作り出すものだ。

  「もう5分 頑張ろう」

  心の壁を打ち破るのは

  その小さな一歩から!


        2017年2月9日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 「友の幸せを祈り、妙法を語ることは、最高の友情」戸田先生。さあ仏縁拡大
      ◇
 「民音の日」。文化交流で結んだ絆こそ平和の礎。推進委員の尽力に感謝!
      ◇
 「闇鏡も磨きぬれば玉と見ゆるが如し」御書。日々の勤行・唱題が勝利の力
      ◇
 歴史の真の担い手は庶民―大統領。永遠に民衆と共に!ここに学会の強さ
      ◇
 ネットで知り合った人と会った―小中学生の23%犯罪の影。親が意識高く


聖教新聞:2017年(平成29年)2月9日(木)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※

 

1分の1と100分の100。算数では、どちらも同じ「1」だが、人間の世界では大いに違う

実はギター作りの話。楽器製作者の椎野秀聰さんは、職人1人が全工程を手掛けることを「1分の1」。100人が各工程を担当することを「100分の100」と表現する

職人1人が作るギターには、1人の経験や技術だけが込められる。一方で「100分の100」の魅力は、それぞれに特化した専門知識と技能を結集できることだという。各工程の担当者が力を注ぐほど、ギター「1本」が、違う「1本」になる。そして「分母の数が大きくなればなる程、面白みは増していく」と(『僕らが作ったギターの名器』文春新書)

釈尊十大弟子は、それぞれ第一とされる能力を生かして弘教に励んだ。池田先生は釈尊の時代と現代を比較し、「広宣流布の伸展も立体的、多元的になっており、『十人』程度の人材ではとうてい足りるはずもない。世界広布のためには、何万、何十万の人材が必要なのである」と述べた

舞台を最前線の地区・ブロックに移しても同様であろう。広布の目標を掲げ、挑戦する過程に、“代表選手”でなく一人でも多くの友が加わってこそ、地域広布は躍進する。“分母の数”だけ生命の歓喜も大きくなる。(値)

 

聖教新聞:2017年(平成29年)2月9日(木)付】

 


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