浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

山茱萸の花/今日の俳句 ≪第2421号≫

 

≪2017年(平成29年)2月23日(木)≫(旧暦1/27)

 

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  山茱萸といふ字を教ふたなごころ
                西村和子


  山茱萸にきれいな日向ありにけり
                大木あまり


  山茱萸の花ちちよりのメッセージ
                栗林千津


  山茱萸の花やしみじみと加齢
                金子皆子


  山茱萸近衛家遺品寂びにけり
                那須乙郎


※ 山茱萸の花
 中国原産のミズキ科の落葉高木。中国・朝鮮から渡来し、薬用植物として栽培されたが、最近は観賞用の花木として植えられる。早春、葉に先立って黄色の小散状花を開く。和名を春黄金花といい、また秋の赤熟した果実が珊瑚に似ているので秋珊瑚ともいう。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  他者に尽くす行動が
  小さなエゴの殻を破り
  境涯を大きく広げる!
  学会と共に 同志と共に
  人間革命の山を登れ!

        2017年2月23日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 世界市民の輩出を目指す創価の人間教育に期待―博士。人材の大河今こそ
      ◇
 九州婦人部の日。先駆の誇りで進む太陽の母よ!郷土に友情の花を爛漫と
      ◇
 戦う人を大切に。何十倍もの力が出る―戸田先生団結の鉄則。幹部は肝に
      ◇
 相次ぐ不審火。家の周辺には燃える物を置くな。地域で声掛け放火防止を
      ◇
 桜の開花、関東・西日本で3月末からと。厳しき冬越え希望の春へ。我らも


聖教新聞:2017年(平成29年)2月23日(木)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※


沖縄では今、ヒカンザクラが満開。本土より一足早く春の盛りがやってきた

2月といえば、池田先生と沖縄の同志が多くの出会いを刻んだ月でもある。友はこの月を「桜満開月間」と銘打ち、各地で対話の花を咲かせている

恩納村にある沖縄研修道場は今月27日、開所40周年を迎える。開所当時は核ミサイル・メースBの発射台跡とプレハブの建物が2棟あるだけ。開所前、視察に訪れた関係者が「学会はこんな荒れ地をどうするつもりだ」と首をかしげるほどだった

沖縄の友は手弁当で整備作業に当たった。1983年、池田先生が初訪問。解体が検討されていたミサイル発射台跡について、こう提案した。「基地の跡は永遠に残そう。『人類は、かつて戦争という愚かなことをしたんだ』という、ひとつの証しとして」。翌年、冷戦の象徴は「世界平和の碑」に生まれ変わった。以降、研修道場にはノーベル平和賞受賞者のロートブラット博士をはじめ、世界各国から100組以上の識者等が来訪。“平和の発信基地”となっている

人間の一念次第で、どんな忌まわしい荒れ地も、平和を誓う天地へと変えられる。仏法の「三変土田」の法理に通じる。それぞれの地域、職場、家庭に幸福の花を咲かせる使命をかみしめ、躍動の3月へ。(結)

 

聖教新聞:2017年(平成29年)2月23日(木)付】

 


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