目貼剥ぐ/今日の俳句 ≪第2436号≫
≪2017年(平成29年)3月10日(金)≫(旧暦2/13)
目貼剥ぐみ仏はなほ厨子ごもり
八染藍子
目貼剥ぐ空のひろさに歌ふ子よ
豊山千蔭
轉属と決まりし兵の目貼はぐ
高島 茂
全身に海風受けて目貼剥ぐ
岡部名保子
師の受賞祝ぐ日近付く目貼り剥ぐ
鈴木石花
※ 目張剥ぐ
隙間風や吹雪の吹き入れるのを防ぐために、冬の寒い間、窓の戸障子や壁の隙間に、丈夫な和紙を貼って、空間を塞ぐのを目張りという。一陽来復の春の訪れとともに、一斉にそれらを剥ぎ取るのである。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
寒暖の差が
激しくなる時期。
1枚羽織るなど
体調管理を賢明に。
油断なく健康人生を!
2017年3月10日
※☆*寸 鉄*☆※
未来部が各地で卒業部員会。全員が尊き使命持つ後継者。真心のエールを
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本幹中継を支える役員の皆さまに感謝。毎回の集いを前進と勝利の源泉に
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御書「賢者はよろこび愚者は退く」。青年よ困難に挑め!誉れの共戦譜綴れ
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農山漁村女性の日。農漁光部の婦人部・女子部が各地で大活躍。地域の光
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自然災害時の避難場所を家族で確認50%弱―調査「いざ」の備えを普段から
※☆*名字の言*※
「われは湖の子 さすらいの……」で始まる「琵琶湖周航の歌」は、旧制第三高等学校(現・京都大学)の寮歌。今年、誕生100周年を迎える
▼作詞は水上部(ボート部)だった小口太郎。1917年6月28日、滋賀・高島市今津の宿で仲間に披露し、当時、学生の間で流行していた「ひつじぐさ」(吉田千秋作曲)の曲に合わせて歌ったのが誕生の瞬間といわれる
▼71年9月5日、琵琶湖畔に滋賀研修道場(米原市)が開館。記念して開催された第1回「琵琶湖フェスティバル」で、高等部員46人がこの歌を合唱した。じっと聞き入っていた池田先生は、「ここで『琵琶湖周航の歌』を聞くと長生きする思いがする」と語り、「もう一度みんなで歌おう」と提案。参加者と一緒に何度も歌った
▼10年後の81年11月23日、先生は再び同研修道場で“周航の歌”を聴いた。会長辞任後、初の訪問である。心を込めて歌った婦人部合唱団に、「天の曲 幸の声あり 琵琶湖かな」との句を贈った
▼“周航の歌”は、日本一大きな湖を、自らの力でこいでまわった学生が、大正ロマンの気風の中で詩情豊かに歌い上げた“青春賛歌”。歌詞の最後は、創価の同志の心意気とも響き合う。「黄金の波に いざ漕がん 語れ我が友 熱き心」(糀)
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