橇しまふ/今日の俳句 ≪第2437号≫
≪2017年(平成29年)3月11日(土)≫(旧暦2/14)
いつの間にどこやらに橇しまはれて
田村了咲
しまひ橇して大吹雪また来る
二唐空々
叱られてスキーしまふ子うとみをり
深尾正夫
橇納ひ遠い音のせ芽吹く空
新谷ひろし
軒深く納めし橇の今年傷
立川きよし
※ 橇しまふ・捨橇・スキーしまふ
雪国では、冬に常用していた橇を納屋などにしまい込む。馬橇などは、家裏の空き地の隅へそのまま放っておく。都会では、愛用のスキーを手入れして、天井へつるしたり、物置へ片づける。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
妙法の絆は永遠だ。
広宣流布の題目こそ
最高の追善供養となる。
不撓不屈の同志と共に
三世に輝く福徳の道を!
2017年3月11日
※☆*寸 鉄*☆※
青年よ、理想に生きよ。炎となって進め!―戸田先生。凱歌の青春を堂々と
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小樽問答の日。勝負決した猛然たる師子吼。破邪顕正の闘魂を弟子が継承
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「開とは信心の異名なり」御書。強盛な祈りで境涯開け。そこに幸の軌道が
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警察から児童相談所への虐待通告、初の5万人超。地域力で未来の宝を守れ
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ネット通販トラブルが急増。手軽さつけ込む商法。確認を入念に。賢く利用
※☆*名字の言*※
福島県葛尾村を走る道すがら、大きな看板を見た。それは2000年(平成12年)に「交通死亡事故ゼロ」1万3000日を達成した記念に設置されたものだった
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記録のためには村民だけでなく、村内に職場があったり、村を通過したりする人も無事でなければならない。村民と、村に関わる全ての人の努力によって結実する。しかも“飛び石”ではなく、“一日一日”の積み重ねで築かれた偉業だ
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それに倣えば、今日までは震災から「6年」というより「2192日」の道のりだった。不屈の心で試練と闘う友、その奮闘を支え、寄り添った全ての人――2192日に、一日として無駄な日はない
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先日、東京の友人に「今年の『3・11』から学会創立100周年の2030年11月18日まで、ちょうど5000日ですね」と教わった。居場所は離れていても、常に思いを寄せてくれる同志の存在は、「新生・東北」の構築を加速させる力となる
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池田先生は創立100周年を展望しつつ、「私たちは、自身の人生の一日また一日を、粘り強く、勝ち飾りながら、後継の青年たちへ、宝の未来っ子たちへ、しっかりと広宣流布のバトンをつないでいきたい」と呼び掛けた。力強く復興と広布の未来を開く使命を胸に、心新たに進みゆこう。(城)
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