浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

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≪2017年(平成29年)3月13日(月)≫(旧暦2/16)


  あはれ野火の草あるかぎり狂ひけり
                   鈴木真砂女


  がうがうと七星倒る野火の上
                   橋本多佳子


  夕野火濃くなった 男起ち 女坐る
                   伊丹三樹彦


  強くやさしき野火爪色に家灯る
                   飯田龍太


  野焼きしてはるかなることばかりなる
                   細見綾子

 

※ 野焼く・野焼・野火・草焼く
 農家が草の生育を促し、あわせて害虫を駆除するために、春先に野や堤などの枯れ草を焼き払う風習は、いまも行われている。焼かれた草が、勢いよく新芽を吹き出すのは、灰が有効な肥料となって、発育を助けるからである。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


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       ※☆*今週のことば*☆※


  藍より青く
  いよいよ前進!
  これが創価の心だ。
  後継の若人を大切に
  希望と躍動の座談会を!

        2017年3月13日

 

 


       ※☆*寸 鉄*☆※

 

 学会の民衆運動は平和建設の模範―博士。草の根から広がる地球的な連帯
      ◇
 男女青年部が対話拡大に全力!語った分だけ信頼の花が咲く。福徳が輝く
      ◇
 魂の財宝にまさるものはない―詩人。徹して友の中へ。わが人格の錬磨を
      ◇
 会場提供の皆様に感謝!家族・近隣への配慮忘れず。皆で地域の宝城守れ
      ◇
 交通事故に注意。夕暮れ時に多発。(1)反射材の使用(2)早めの点灯等を徹底


聖教新聞:2017年(平成29年)3月13日付】

 

 

     ※☆*名字の言*※

 

バスケットボール界の伝説的選手マイケル・ジョーダン。彼は常に、高い理想を持ちながらも、短期間の目標を設定し、着実に努力を重ねてきた

大学3年の時のこと。周囲からの期待の大きさを感じた彼は、次第に“華麗なダンクシュート”ばかりを追求するように。だが逆に技術は伸び悩み、壁にぶつかった

ある日、監督に指摘され、好調だった時は基本練習を繰り返していたことに気付く。「3年生のぼくは近道を探していただけ」と振り返る彼は、こう断言する。「目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない」(『挑戦せずにあきらめることはできない』楠木成文訳、ソニー・マガジンズ

目標が大きいと“一気に”“要領よく”進めたいと思うことがある。しかし、地道な努力なくして、大きな飛躍は望めない。御書には「衆流あつまりて大海となる」(288ページ)と。広大な海は、小さな川の集まりであり、その川もまた、一滴一滴の水が集まったものである

池田先生は「大発展、大勝利といっても、日々の挑戦の積み重ねである。今を勝ち、きょうを勝つなかにしか、将来の栄光も、人生の勝利もない」と語る。不可能の壁は、少し頑張れば可能な、しかし弛みない努力の末に破られる。(速)

 

聖教新聞:2017年(平成29年)3月13日(月)付】

 


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