畑打/今日の俳句 ≪第2442号≫
≪2017年(平成29年)3月16日(木)≫(旧暦2/19)
畑打に藪のかがやく風日和
日野草城
畑打の鍬のかゞやきばかりかな
皆吉爽雨
それでも腹いつぱいの麦飯が畑うつ
種田山頭火
山畑を打つや大きくうつむきて
阿波野青畝
畑を打つ吉野の谷へ俯向きて
山口誓子
※ 畑打
畑を耕すこと。田打ちと同じように畑の土を打ち返し、物種を蒔く用意をする。農夫が畑を耕すのは、春だけとは限らないが、春光うららかな野で鋤鍬をふるう姿には、労苦のうちにも、のどかな明るさがある。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
進学や就職等で
転入・転出する友に
真心の励ましを!
新天地での活躍を
皆で温かく応援しよう!
2017年3月16日
※☆*寸 鉄*☆※
広布後継の3・16。地涌の若人が世界各地で躍動。新たな拡大の好機到来だ
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池田華陽会10期が結成。誓いの青春を朗らかに!さあ希望の門開く対話を
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「蒼蠅驥尾に附して万里を渡り」御書。仏勅の学会と共に大山の如き境涯へ
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「社会のために役立ちた」と考える人が減少と。時代は創価の青年を希求
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沖縄の野鳥、東京で目撃。温暖化の影響とも。環守る取り組みの強化更に
※☆*名字の言*※
「あの人、どうしてあんなに元気なんだろう」。近所で話題の壮年部員は102歳。秘訣を伺うと「毎日、人に会うこと」と教えてくれた
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道端で、公園で、スーパーで。出会った人と気さくに話すと、実年齢との差に驚かれることがちょっとうれしい、と笑顔皺が
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先日、名古屋市内で行われた聖教文化講演会。日本認知症学会の認定専門医・指導医である脳神経外科医の奥村歩氏は「“リアルの質感”が大切」と語った。ITが発達した現代では、家から出なくても、大半のことはパソコンやスマートフォンで済んでしまう。しかし、それでは刺激が「視覚」に偏る。そんな生活を続ければ“脳がなまってしまう”と
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脳を健やかに保つには、「五感」をバランスよく刺激すること。例えば、読書で本を持ち、紙に触れる。メモを手書きで取る。でこぼこ道を歩く。森林で草や木の香りを楽しむ。この“実感”が脳の老化を防ぎ、認知症になりにくくするという。とりわけ、外に出て積極的に人に会うことを氏は推奨する
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友のもとへ歩いていく。顔を見ておしゃべりをする。幸福を祈りつつ手紙を書く――人と関わる学会活動もまた、脳を若々しく保つ行動にほかならない。出会いの春。身も心も生き生きと前進したい。(靖)
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