種物/今日の俳句 ≪第2444号≫
≪2017年(平成29年)3月18日(土)≫(旧暦2/21)
奥の間に海が揺れをり種物屋
伊藤白潮
すぐそこに川のせせらぎ種物屋
太田寛郎
種物にはたきを掛けて宿場町
朝妻 力
種物屋御国訛の漢かな
岩崎真理子
座布団に猫の坐れる種物屋
戸栗末廣
※ 種物・物種・花種・種売
農家では、前年の禾穀類の種子を乾燥させて冬の間保存する。種トウモロコシなどは、いつまでも軒先などにつるされている。これを種物という。和紙の古びた種袋が残っていて、表に墨で種の種類が記されてあり、毎年それを使う農家が多い。種物屋で売っている蔬菜や草花の種子の入った紙袋には、美麗な色彩の印刷がしてあり、都会では花屋の店頭などに飾られて、春らしい感じを誘う。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
若き君よ親孝行であれ!
感謝の心があれば
限りなく向上できる。
報恩の人生に
行き詰まりはない!
2017年3月18日
※☆*寸 鉄*☆※
青年を呼ぶのは青年―戸田先生。若き連帯で希望の社会に!本領発揮の時
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東京「杉並の日」。勇気と聡明な行動で拡大の大波を!民衆凱歌を満天下に
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福井「県婦人部の日」。愛する郷土に幸の春風を!常勝の母の奮闘に最敬礼
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御書「一身一念法界に遍し」。誓願の祈りで明日を開け。環境は必ず変わる
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食品で窒息死の子、5年で100人超。半数が0歳児。「大丈夫だろう…」は危険
※☆*名字の言*※
“広宣流布の記念式典”が行われてから1年後の1959年3月16日。池田先生の日記には「十六日――。」とあり、具体的な出来事は記されていない。この日、先生は青年部の代表と共に、恩師・戸田先生の墓前にいた
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この1週間前、池田先生は恩師の指導や遺品の整理に当たった。夜には、恩師の一周忌に関する「大白蓮華」の原稿を執筆。17日には学会本部で再び恩師の指導の記録を整理するなど、各地の激励行の合間を縫って、恩師の精神を後世に伝えることに心を砕いた
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恩師の墓前で、池田先生は青年たちに提案した。“毎年、3月16日を青年部の伝統ある節目にしていこう”と。私たちが今、「3・16」の意義を知ることができるのも、式典を行った恩師の心を深く胸に刻み、その精神を宣揚し続けた先生の行動ありてこそである
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「3・16」は師匠から託された広布のバトンを、弟子が継承する日であり、世界広布へ向けて一切の責任を担い、立ち上がる日である。その精神は、歴史を学ぶだけでなく、師と同じ心で、行動を開始する生命の中に、生き生きと脈動していく
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「3・16」から「5・3」へ、誓い新たに出発したい。自身の限界を打ち破る挑戦で、堂々たる「後継の証し」を打ち立てていこう。(嶺)
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