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≪2017年(平成29年)3月20日(月)≫(旧暦2/23)
※春分の日・彼岸
春分の田の涯にある雪の寺
皆川盤水
春分の日の切株が野に光る
安養白翠
春分の日をやはらかくひとりかな
山田みづえ
春分の日なり雨なり草の上
林 翔
※ 春分・春分の日
三月二十一日ごろ、彼岸の中日である。二十四節気の第四。太陽が春分点に達し、秋の秋分と同じく昼夜の時間がひとしくなる日で、この日がちょうど春の真ん中に当たるので中日という。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*今週のことば*☆※
自行化他の題目こそ
真の追善なり。
「生も歓喜、死も歓喜」
広布に走る生命から
常楽我浄の春風が!
2017年3月20日
※☆*寸 鉄*☆※
「つよきすけをかひぬれば・たうれず」御書。守り励まし、固き団結で前進
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長崎の日。“青葉の誓い”胸にさあ拡大!使命の友ありて平和の世紀は盤石
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「仏法は観念の遊戯ではない」牧口先生。足元から信頼広げよ。深き祈りで
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ネット上の人権侵害、4年連続で最多更新。噓は社会の敵。許さぬ思潮を
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大学生の就職内定率90%で過去最高。若者の活躍は光。公明よ追い風更に
※☆*名字の言*※
取材の帰り道、激しい雨に降られた。次の予定が気になりつつも雨宿り。雨脚が弱まり、ふと空を見上げると、空には見事な虹が。慌ただしい日常にあって胸のすく思いがした
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虹は、太陽の光が雨粒の中で反射・屈折することでできる。雨が降っても、空が雲におおわれていれば、虹は出ない。虹が現れるには、太陽の光が差し込んでくることが必要なのだ
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進学・就職の季節。なかには志望とは異なる道に進む人がいるかもしれない。だが雨の中でも、ひとたび光が差し込めば、虹は生まれる。その光こそ、腐らず、焦らず、前進し続ける「負けじ魂」ではないだろうか
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壮年の夢は「世界に羽ばたくこと」だった。4畳半一間で家族6人が暮らす貧乏のどん底。家計を支えるため、大学も中退した。それでも夢を諦めなかった。発電設備関連の仕事に携わる中で、工夫を重ね、数々の特許を取得。その実績が高く評価され、昨年、ネパール工科大学の客員教授に迎えられた
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日蓮大聖人は、たび重なる困難を乗り越えた門下の四条金吾を「極めて負けじ魂の人」(御書986ページ、通解)とたたえた。自らが目指す山々への途上には、厳しい嵐の日もあろうが、やまない雨はない。「負けじ魂」を燃やして前進する人生に、燦然たる勝利の虹は輝く。(芯)
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