田打/今日の俳句 ≪第2447号≫
≪2017年(平成29年)3月21日(火)≫(旧暦2/24)
生きかはり死にかはりして打つ田かな
村上鬼城
谷底に田打てる見えて一人なり
臼田亜浪
水流れきて流れゆく田打かな
芝不器男
減反は百も承知の春田打つ
大沢南渓
ゆく雲の北は会津や春田打
岡本 眸
※ 田打
田を耕すこと。収穫がすんだあとの田は、翌年春まで放置しておかれる。春先のなって他の土を起こし、苗代ごしらえの準備を始める。鋤・鍬をふるって打ち下ろすので、田畑の土を起こすのを打つというのだが、田打ちは古い言葉で、今では岩手県九戸郡で方言としてわずかに使われているに過ぎない。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
病と闘う友やその家族に
真心の励ましを!
「妙とは蘇生の義なり」
大確信の唱題を共に!
健康長寿の信心なれば!
2017年3月21日
※☆*寸 鉄*☆※
南アジア青年部が幹部会さあ広布の新時代を。皆が山本伸一の自覚で躍動
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先駆「九州の日」。使命に燃える火の国の勇者よ!後世に残る拡大の歴史を
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他人に奉仕すれば特別な幸福が返ってくる―博士日々の学会活動こそ王道
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国連・国際人種差別撤廃デー。共生社会の実現へ。多様性輝くSGIが模範
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睡眠不足で鬱や心臓病等のリスクが増加と。規則正しく。基本は祈りから
※☆*名字の言*※
宮崎では朝の出勤時、コートを羽織らない日が増えてきた。日が暮れていたはずの帰り道も明るくなり、春の訪れを感じる
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「春」の語源には、草木の芽が「張る」、田畑を「墾る」、気候の「晴る」などがある(『広辞苑』)。冬の寒さがやわらぎ、万物が生き生きと躍動し始める季節。その変化を誰よりも敏感に感じるのが、大地に生きる農漁光部の友だろう
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「SOKAチャンネルVOD」で配信中の、第21回「農漁村ルネサンス体験主張大会」が好評だ(配信は31日まで)。先日、九州のある会館では、近隣の友や地域の来賓らを招いて、番組を視聴。千葉、兵庫、鳥取の友の体験主張に、「農業という仕事に、自信が持てるようになりました」「“私も頑張ろう”と勇気をもらいました」など、多くの共感の声が寄せられた
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農林水産業の担い手の減少が叫ばれて久しい。農林水産省の平成27年度「食料・農業・農村白書」によれば、日本の農地面積は、前年と比べて2万2000ヘクタール減少したという
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池田先生は、農業に従事する方々こそ「一番の文化人であり、農業を大事にする国が文化国家ではないだろうか」と述べている。農業を重んじる社会とは、生命を重んじる社会。命が芽吹き、命を育む春、「農の心」に学びたい。(誼)
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