球根植う/今日の俳句 ≪第2451号≫
≪2017年(平成29年)3月25日(土)≫(旧暦2/28)
ふかぶかと百合植ゑつまらなくなりぬ
大木あまり
みなどこか歪む球根植ゑにけり
片山由美子
手にふれし芽を上むきにダリア植う
西垣 脩
球根植う毛に蔽はれし神父の手
町垣鳴海
芽の先をたしかめて秋の球根植う
乾 澄江
※ 球根植う
春四月ごろ、ダリア・カンナ・グラジオラスなどの球根を庭の花壇などに植える。球根は、春咲きのものは六・七月ごろ、秋咲きのものは六・七月ごろ秋咲きは花が終わって葉が黄変した頃に掘り出し、冬の間、乾いた砂や籾殻と一緒に箱に入れて貯蔵してもよし。乾燥した場所に埋めて置くと一層よし。それらの大小を整理し、早春の頃から花壇などに植えるのである。秋植えのものにはユリ・ヒヤシンス・チューリップその他がある。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
さあ 対話の春だ!
相手の幸福を祈り
情熱を込めて語ろう!
「声も惜しまず」
随力弘通の実践を!
2017年3月25日
※☆*寸 鉄*☆※
創大に「新寮」が誕生。学生第一の要塞から世界へ雄飛!英知錬磨の青春を
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東京・江東「師弟勝利の原点の日」。滔々たる人材の大河。弛まぬ拡大を皆で
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「名聞名利の風はげしく仏道修行の灯は消えやすし」御書。清新の心で挑め
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生命の奥に染まった病は仏法でしか治せぬ―牧口先生。題目は最高の良薬
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海洋生物の絶滅危惧56種を公表。自然破壊への警鐘。国境超えた取組急げ
※☆*名字の言*※
事故の後遺症で、声は出せても言葉にならない少女が、“一日だけ話せたら、したいこと”をつづったエッセーを読んだ。タイトルは「わたしの願い」(日本新聞協会発刊「HAPPY新聞」)
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“お母さんに「ただいま!」って言う”“お父さんとお兄ちゃんに電話して、「早く帰ってきて」って言う”などの願いが並ぶ。そして、最後の一文に胸が締め付けられた。「家族みんなに『おやすみ』って言う/それで じゅうぶん」
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人が心から望むもの。それは、ささやかでも、かけがえのないことに違いない。岩手県釜石市の中学校で行われた「東北希望コンサート」(民音などが主催)でのこと。同市出身の歌手が生徒らと、釜石と熊本の震災復興を願って、「釜石、熊本に帰ったら〇〇したい」という内容の歌を作り、合唱した。その歌詞も、“よく遊んだ公園から夕日を見たい”“母校に行ってみたい”というものだった
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以前、「震災後、希望を持てた転換点は?」と取材した際、多くの友の答えが重なった。「聖教新聞で池田先生の指導を学べた時」「御本尊の前で勤行できた時」「座談会で皆に会えた時」……
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決して仰々しくはない小さなことにも、大きな幸せの因は宿る。それを知り、感謝できる人が、本物の幸福を手にする。(城)
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