八重桜/今日の俳句 ≪第2457号≫
≪2017年(平成29年)3月31日(金)≫(旧暦3/4)
沈みつつふくらむ夕陽八重櫻 野口香葉
海神に日輪淡し八重ざくら 斎藤梅子
八重桜逢ふ魔が刻を歩みけり 柴田白葉女
夜がくれば夜の冷えおくる八重桜 能村登四郎
ゆるやかに四肢緩みゆく八重桜 西田もとつぐ
※ 八重桜・牡丹桜・里桜
栽培品種であるサトザクラのこと。牡丹の艶麗に通うのでボタンサクラともいう。新葉は多少赤褐色を帯び、芒(のげ)状の鋸歯がある。四月中旬以降、葉に先立ち、あるいは葉と同時に開花し、花は八重咲き大型で、垂れ下がる。淡紅色で濃淡があり、白色に近いものから、黄色みをおびた緑色のものまであって、美麗である。ほとんどが実を結ばない。花期はソメイヨシノに比し長い。東京新宿御苑にはこの桜が多い。奈良の八重桜は奈良県の郷土の花である。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
人生は悩みとの戦いだ!
何でも相談できる
信心の先輩を持とう!
共に祈り 動けば
必ず道は開ける!
2017年3月31日
※☆*寸 鉄*☆※
紛争など人類の難局の打破には会長の慧眼が必要―博士。後継よ学び語れ
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「従藍而青」が創価教育の特色だ―牧口先生。先頭走る教育本部が発足15年
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『新・人間革命』とともに日々前進。生涯広布の為、同志の為に!共戦の道を
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口だけでは駄目だ。肝腎なのはやることだ―魯迅幹部率先の拡大で範示せ
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各地で桜が開花。我らも対話の花を満開に!弾む生命で颯爽と友のもとへ
※☆*名字の言*※
紫・白・桃色など、鮮やかな色で見る人を引きつける菖蒲の花。武道を尊ぶ志を表す“尚武”と同じ読みであることから、江戸時代、武士の間で広まり、特別な思いをもって観賞されたという。3日間ほどの開花のために1年間、手塩にかけて育てられる
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1973年(昭和48年)3月、東京・目黒の同志は、池田先生との記念撮影会の折、その花を“勝負”になぞらえ、会場に届けた。本来は初夏に咲く花。日本各地を訪ね、見つけ出した友の真心に、師は深い感謝を寄せ、人生勝利への強い心をたたえた
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花を調達し、生けた婦人部員に先日、話を聞いた。第1次宗門事件の嵐が吹き荒れた79年(昭和54年)3月、婦人は生涯不退の誓いを込め、再び学会本部に菖蒲の花を届け、正義の対話に奔走した
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以来、毎年3月に“勝負の花”を求めては、師弟共戦の歴史を刻んだ。その情熱によって、地域に揺るぎない人材のスクラムが築かれた。91歳を迎えた婦人は今春、40回目の“師弟の菖蒲”に込めた決意のまま、さっそうと友情の語らいを広げる
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菖蒲の特徴は一つの花茎から2度、花が咲くこと。がくの中のつぼみが育ち、一番花の開花に続いて、二番花が力強く開く。広布誓願の大輪もまた、弟子が師に続いて、不二の心で進む中に輝いていく。(開)
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