遅日/今日の俳句 ≪第2461号≫
≪2017年(平成29年)4月4日(火)≫(旧暦3/8)
暮れおそき草木の影をふみにけり 五十崎古郷
軽雷のあとの遅日をもてあます 水原秋櫻子
縄とびの端もたさるる遅日かな 橋 閒石
遅き日を焼け残るたび松の風 原子公平
生簀籠波間に浮ける遅日かな 鈴木真砂女
※ 遅日・暮遅し・遅し日
《春日遅々として暮れかねる》というところからきているが、日永と同義でも、遅日という語感からは、夕暮れ近い時刻を思わせる。
【「現代俳句歳時記(春)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
※☆*わが友に贈る*☆※
煩悩即菩提の信心だ。
悩みがあるから
大きく成長できる。
試練の嵐を吹き抜け
歓喜の人生を飾りゆけ!
2017年4月4日
※☆*寸 鉄*☆※
「創価青年大会」が開幕。新時代の建設は新たな人材群と共に!皆でエール
◇
友情なしで私の生命は開花しない―巴金。誠実の対話で生涯の宝の絆結べ
◇
御書「水魚の思を成し」。団結すれば力は倍加す。心一つに軽やかな前進を
◇
古い携帯電話を東京五輪のメダルに活用。環境へ配慮。循環型社会の範と
◇
公園内保育園が都内等で開所。公明が積極的に推進。母子の為、知恵さらに
※☆*名字の言*※
トヨタ自動車の草創期をモデルにしたドラマが放映された。特に販売店や部品メーカーといった、陰の人々に光が当てられていた
▼
同社の市販車第1号は、よく故障した。苦情も殺到し、販売は困難を極めた。だが販売店の支配人は負けていない。「我々が自信をもってユーザーに差し上げることのできるものは、ただ誠意・誠実・まごころ、それだけだ。我々は全力をあげて、それを実践する」(若松義人著『トヨタのリーダー 現場を動かしたその言葉』PHP研究所)
▼
営業マン自ら、整備・点検に汗を流した。整備士と共に故障車のもとへ、昼夜を問わず駆け付けた。もっといい車を作ってくれれば、苦労しないのに――こう思って当然であろう。だが彼らは人をあてにしたり、人のせいにはしなかった。“国産車を育てるのは自分だ”という決意と確信は、技術者にも劣らなかった
▼
新しい時代を切り開くときは、自分の強い信念が大切だ。そのために、できることは何でもやる。そんな気概で壁を破りたい
▼
本紙もまた、販売店、そして配達員の皆さま、さらに、誇りをもって全力で拡大してくださる全ての方々の献身ありて、今がある。創刊の月。この“世界一の応援団”の支えにふさわしい充実の紙面をと、一層の精進を誓う。(鉄)
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡