浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

鰈(かれい)/今日の俳句 ≪第2468号≫

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≪2017年(平成29年)4月11日(火)≫(旧暦3/15)


  若狭には仏多くて蒸鰈     森 澄雄


  深川や茜さしたる蒸鰈     小川千賀


  ならべ干す鰈の上に置き手紙  吉屋信子


  ありなしの目で雲呼べる干鰈  丸山昭


  身を透ける風が吹くなり干鰈  布川武男


※ 鰈・蒸鰈・干鰈
 北海道や北陸沿岸で多くとれるヒラメ科の魚で、マガレイ・アブラガレイ・ムシガレイ・マツカワ・ホシガレイ・スナガレイ・ヤナギムシガレイその他がある。これらはすべてヒラメ類で動物名にヒラメというのはない。味の優れたものと劣ったものとがあり、上等品は刺身にして賞味するが、下等品は蒲鉾や竹輪の材料となる。
→蒸鰈(生活)


【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  「御みやづかい(士官)を
  法華経とをぼしめせ」
  職場は人間練磨の道場。
  眼前の課題に挑み抜け!
  誠実な振る舞いで勝て!

        2017年4月11日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 火の国・熊本で「男子部幹部会」。不屈の心で友情を拡大。君こそ社会の光
      ◇
 本当の決意込めた題目をあげよ―戸田先生。祈りから出発。これ必勝の要
      ◇
 ヤング・ミセスの日。活動・家事・育児に全力。創価の未来開く奮闘に幸薫れ
      ◇
 優れたリーダーの会話術―第1は「聞き上手」と。安心と納得広げる名将に
      ◇
 ストーカーの摘発が過去最多。暗い夜道は避けよ。女性の「10帰運動」励行を


聖教新聞:2017年(平成29年)4月11日(火)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※

 

「初ざくら折しもけふはよき日なり」(松尾芭蕉)。熊本地震から1年を前に、熊本平和会館で行われた新時代全国男子部幹部会。会場周辺では遅咲きの桜が春の訪れを告げ、参加者が顔をほころばせていた

熊本地方気象台は1日、桜の開花を発表。平年より9日、昨年より10日遅れた。1962年4月2日に次いで観測史上2番目に遅く、先月末からの冷え込みで開花時期が延びたという。“試練の冬”に耐えてきた被災地の友にとって、春到来の喜びはひとしおだったに違いない

熊本男子部はこの一年、被災地の清掃ボランティアなど復興に全力で携わる一方で、仏法対話に果敢に挑戦。“日本一”の弘教拡大で幹部会当日を迎えた。熊本に生まれ育ち、県男子部長を務めた壮年リーダーがしみじみと語っていた。「桜が幹部会の開催日を待ち、男子部の勝利をたたえてくれているようでした」

池田先生は「桜は、厳しい冬を耐えて、耐えて、耐え抜いて、遂に迎えた春を、歓喜の勝鬨のごとく咲き誇る。勝利と祝賀を、賑やかに繰り広げゆく姿といってよい」とつづっている

幹部会では、厳冬を越えて咲く春花のように、“人材の花”がらんまんと咲き薫っていた。次代を担い立つ彼らの姿こそ、希望の未来そのものだった。(剣)

 


聖教新聞:2017年(平成29年)4月11日(火)付】

 

 

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