浅蜊/今日の俳句 ≪第2474号≫
≪2017年(平成29年)4月17日(月)≫(旧暦3/21)
浅蜊汁殻ふれ合ふもひとりの餉
永方裕子
浅蜊掘る人が動けば鷺動く
金久美智子
浅蜊掻く男の黙に近寄れず
柴田雪路
夕日だるし浅蜊を量る音こぼれ
松村蒼石
※ 浅蜊・浅蜊汁・浅蜊売・浅蜊舟
淡水の多少混じった塩分のやや少ない海岸の砂泥に棲む蛤よりも小型の卵型の二枚貝。味は蛤よりも劣る。全国的に稚貝の放養による養殖が行われている。潮干狩りの格好の獲物で、蛤や馬刀貝やよりもはるかにたくさん獲れる。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*今週のことば*☆※
聖教の創刊66周年。
「無冠の友」の皆さまの
たゆまぬ力走に深謝!
創価の正義の言論で
立正安国大光を!
2017年4月17日
※☆*寸 鉄*☆※
会長は生涯を通して希望と平和の徳を体現―顕彰振舞に仏法。我らも姿で
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山形県婦人部の日。桜梅桃李の前進で幸を拡大。皆様こそ人間共和の模範
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人生とは息つく暇もない闘争の代名詞―喜劇王。師と共に悔いなき日々を
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上が戦わずに号令だけでは全体が澱む―戸田先生まず自分。率先の将たれ
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日本の人口、6年連続減。故に一人を一騎当千に。社会に尽くす人材を益々
※☆*名字の言*※
今年は「宗教改革から500年」とされる。大学教授だったマルティン・ルターが1517年、“買えば罪が許される”とする免罪符を批判し、95カ条の意見書を発表。教会の腐敗を指摘し、宗教改革の口火を切った
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意見書は難解なラテン語で書かれた。それが、庶民にも分かるドイツ語に訳され、流布した。文字の読めない人には、読める人が語って聞かせた。聖書をドイツ語に訳したのもルター。信仰の情熱こもる言論と、万人に理解される根本の聖典の存在が、時代を動かす原動力となった
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学会には、万人救済の経典である日蓮大聖人の「御書」がある。仏法の甚深の法門や、門下への温かい励ましなどがしたためられたこの書を、学会員は日々学び、実践する。10言語以上に翻訳・出版され、世界中に広がっている
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今月28日で、学会による御書発刊から65周年。第2代会長の戸田先生は「発刊の辞」に記した。「この貴重なる大経典が全東洋へ、全世界へ、と流布して行く事をひたすら祈念して止まぬものである」。今、その言葉通りの時代が到来した
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国を超え、この一書に、どれほどの人々が希望を見いだしてきたか。人生を変えることができたか。学会はどこまでも御書根本に「人間のための宗教」の道を進みゆく。(鉄)
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