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浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

彼岸/今日の俳句 ≪第2443号≫

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≪2017年(平成29年)3月17日(金)≫(旧暦2/20)


  兄妹の相睦みけり彼岸過
                  石田波郷


  月山の山ひだ深き春彼岸
                  有馬朗人


  遠浅の海おそろしき彼岸かな
                  岩下四十雀


  ぜんまいをねんごろに煮て彼岸入
                  細見綾子


  人界のともしび赤き彼岸かな
                  相馬遷子

 

※ 彼岸
 春分秋分を中日として、その前後各三日すなわち七日間を、春・秋の彼岸の節とする。春は三月十八日ごろ、秋は九月二十一日ごろが彼岸の入りで、その日から彼岸となる。俳句では彼岸といえば春の彼岸を指し、秋のそれは秋彼岸と呼んで区別している。≪暑さ寒さも彼岸まで≫というように、春暖の気が定まり、宗教上の諸行事が賑やかになる。


【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  動けば動くほど
  語れば語るほど
  広布は無限に広がる。
  いよいよの信心で
  わが新記録へ挑め!

        2017年3月17日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 東西創価学園で卒業式。創立者との誓い胸に羽ばたけ!負けじ魂燃やして
      ◇
 「師子の声には一切の獣・声を失ふ」御書。これ創価の言論!君よ正義を叫べ
      ◇
 願いは即座に実行に移さねばならぬ―詩人。強き祈りと迅速な行動で勝て
      ◇
 ガスの小売り自由化で便乗詐欺と。不審な電話・訪問者は警察へ。慌てるな
      ◇
 暗黒バイト被害が拡大。若者は社会の宝。情報の適正化等、公明が先導を

 

聖教新聞:2017年(平成29年)3月17日(金)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※

 

野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、侍ジャパンの快進撃が目覚ましい。世界一奪還へ期待が膨らむ

各チームとも活躍が光るのは、やはり大リーガー。今でこそ人種も多様だが、70年前は白人選手しかいなかった。黒人初の大リーガーは、ドジャースジャッキー・ロビンソン。新人王・首位打者盗塁王・MVPなどに輝き、背番号「42」は全球団の永久欠番

数々の差別と罵詈罵倒にさらされた彼を、球団の会長らは支え続けた。会長は、差別する人に対して「不条理な悪口を口にすることで、むしろドジャースの三十人を結束させて、団結させてくれた」「最高の働きをしてくれた」と“感謝”していたことが、ロビンソンは忘れられなかった(宮川毅訳『ジャッキー・ロビンソン自伝』ベースボール・マガジン社

弘教の実践を貫いた草創の婦人部の先輩は、貧しい身なりを嘲笑され、行く先々で悪口を浴びた。だが「話を聞いてくださって、ありがとうございます」と頭を下げ、「宿命転換させてもらえるからありがたい」と感謝するのが常だった

苦難に感謝する――決して容易に言えることではない。それは“一人立つ”腹を決めた勇者のみぞ知る、誇り高い境涯。その心ありて、「歴史」は開かれる。(鉄)

 

 

聖教新聞:2017年(平成29年)3月17日(金)付】

 


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小説「新・人間革命」

 

大山 六十三 法悟空 内田健一郎 画 (6023)


 山本伸一の落ち着いた力強い声が、場内に響いた。
 「私は、十九歳で信仰いたしました。以来、今日まで約三十年間、病弱であった私が入院一つせず、広宣流布のために戦ってくることができました!」
 そして、それこそが、御本尊の威光の証明であることを訴え、一九六〇年(昭和三十五年)五月三日、第三代会長就任式の折、心に深く刻んだ「開目抄」の一節を拝した。
 「詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん」(御書二三二ページ)
 結局のところは、天も私を捨てるがよい。いかなる難にも遭おう。身命をなげうつ覚悟はできている――日蓮大聖人の烈々たる死身弘法の決意の言である。伸一と同志は、この御本仏の仰せをわが誓いとして、末法広宣流布の茨の道を開いてきたのだ。
 その実践ゆえに、大聖人の正法正義の命脈は保たれ、日蓮仏法は、蘇生の光源として現代社会に燦然と輝きを放ったのである。
 伸一は力説した。
 「このお言葉は、生涯にわたって、私並びに私どもの、信心の確固たる決意として持続していかなければならないと思いますが、皆さんいかがでしょうか!」
 何があっても、信心だけは、大山のごとく不動でなければならない。彼は話を続けた。
 「戸田城聖先生逝いて二十一年。ここに創価学会創立四十九年――学会の第一期の目標である『七つの鐘』を打ち鳴らすことができました。これによって、牧口常三郎先生、戸田城聖先生の遺言は、皆様方の絶大なるお力を得て、ひとまず私の代としては、ことごとく遂行したと確信いたします。ありがとうございました!」
 会長就任十九周年にして、創価の同志の連帯は世界一千万の幸の花綵となり、仏法を基調とした平和、教育、文化の運動は、人間主義の大潮流を巻き起こしたのだ。それは、誰も想像しなかった、未曾有の「世界広布の時代」の到来を告げるものであった。

 

【「聖教新聞」2017年(平成29年)3月17日より転載】

 

 

 

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畑打/今日の俳句 ≪第2442号≫

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≪2017年(平成29年)3月16日(木)≫(旧暦2/19)


  畑打に藪のかがやく風日和
                 日野草城


  畑打の鍬のかゞやきばかりかな
                 皆吉爽雨


  それでも腹いつぱいの麦飯が畑うつ
                 種田山頭火


  山畑を打つや大きくうつむきて
                 阿波野青畝


  畑を打つ吉野の谷へ俯向きて
                 山口誓子


※ 畑打
 畑を耕すこと。田打ちと同じように畑の土を打ち返し、物種を蒔く用意をする。農夫が畑を耕すのは、春だけとは限らないが、春光うららかな野で鋤鍬をふるう姿には、労苦のうちにも、のどかな明るさがある。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  進学や就職等で
  転入・転出する友に
  真心の励ましを!
  新天地での活躍を
  皆で温かく応援しよう!

        2017年3月16日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 広布後継の3・16。地涌の若人が世界各地で躍動。新たな拡大の好機到来だ
      ◇
 池田華陽会10期が結成。誓いの青春を朗らかに!さあ希望の門開く対話を
      ◇
 「蒼蠅驥尾に附して万里を渡り」御書。仏勅の学会と共に大山の如き境涯へ
      ◇
 「社会のために役立ちた」と考える人が減少と。時代は創価の青年を希求
      ◇
 沖縄の野鳥、東京で目撃。温暖化の影響とも。環守る取り組みの強化更に

 

聖教新聞:2017年(平成29年)3月16日(木)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※


「あの人、どうしてあんなに元気なんだろう」。近所で話題の壮年部員は102歳。秘訣を伺うと「毎日、人に会うこと」と教えてくれた

道端で、公園で、スーパーで。出会った人と気さくに話すと、実年齢との差に驚かれることがちょっとうれしい、と笑顔皺が

先日、名古屋市内で行われた聖教文化講演会。日本認知症学会の認定専門医・指導医である脳神経外科医の奥村歩氏は「“リアルの質感”が大切」と語った。ITが発達した現代では、家から出なくても、大半のことはパソコンやスマートフォンで済んでしまう。しかし、それでは刺激が「視覚」に偏る。そんな生活を続ければ“脳がなまってしまう”と

脳を健やかに保つには、「五感」をバランスよく刺激すること。例えば、読書で本を持ち、紙に触れる。メモを手書きで取る。でこぼこ道を歩く。森林で草や木の香りを楽しむ。この“実感”が脳の老化を防ぎ、認知症になりにくくするという。とりわけ、外に出て積極的に人に会うことを氏は推奨する

友のもとへ歩いていく。顔を見ておしゃべりをする。幸福を祈りつつ手紙を書く――人と関わる学会活動もまた、脳を若々しく保つ行動にほかならない。出会いの春。身も心も生き生きと前進したい。(靖)

 


聖教新聞:2017年(平成29年)3月16日(木)付】

 


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小説「新・人間革命」

 

大山 六十二 法悟空 内田健一郎 画 (6022)

 この日の総会には、いつもの学会の会合に見られる、あの弾けるような生命の躍動も歓喜もなかった。広がる青空とは裏腹に、暗鬱な雲が皆の心を覆っていた。
 運営にあたる幹部らは、僧たちを刺激するまいと、腫れ物に触るように、彼らの顔色に一喜一憂していた。
 開会前には、青年部の幹部から、山本伸一の入場や登壇の折に、声をかけたり、歓声をあげて拍手をしたりすることのないように徹底された。それを聞いた伸一は、修羅に怯えるかのような、その心根が悲しかった。
 伸一が、会場である体育館の壇上に姿を見せた。皆、大拍手で迎えたい気持ちを抑え、黙って熱い視線を彼に注いだ。
 「開会の辞」で幕を開けた総会は、「“七つの鐘”の総仕上げと未来への展望」、青年部と教学部の「代表抱負」と進んだ。
 どの登壇者も、伸一の第三代会長としての奮闘や事績に触れることを、あえて避けていた。後に、ある婦人は、この総会を振り返って、こう怒りをあらわにして語っていた。
 「山本先生は、十九年間、私たちのために走り抜いてこられた。どうして誰も、『今日の広宣流布の大発展は、山本先生のおかげです』と言えないんですか!」
 次いで「名誉会長あいさつ」となり、伸一が登壇した。ためらうような、まばらな拍手が起こった。参加者から見て壇上右側の大半を僧たちが占めている。“衣の権威”の監視下に置かれたような、重苦しい雰囲気が支配していた。しかし、伸一を見詰める参加者の目は真剣そのものであった。声に出して叫びたい思いを抑えに抑えている健気な同志の心が、彼には、びんびんと伝わってくる。
 “大丈夫だ! いよいよこれからだよ”と心で語りかけながら場内を見渡し、にっこりと微笑み、一礼した。そこには、いつもと変わらぬ伸一がいた。「師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし」(御書一一九〇ページ)である。伸一は、今こそ、一人ひとりが師子のごとく、強くなってもらいたかった。

 


【「聖教新聞」2017年(平成29年)3月16日より転載】


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麦踏/今日の俳句 ≪第2441号≫

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≪2017年(平成29年)3月15日(水)≫(旧暦2/18)


  麦の芽をもう踏みたくてたまらない
                 櫂未知子


  麦ひと日踏みて遠方力満つ
                 長谷川双魚


  麦踏みの影引き来ては先立ちぬ
                 笠原ひろむ


  麦踏に巡礼声をかけてゆく
                 島田教夫


  麦踏の足許に立つ土埃
                 松崎鉄之介

 

※ 麦踏・麦を踏む
 まだ遠山に雪が残り、大地の凍の厳しい早春の頃、麦畑を行きつ戻りつ余念なく麦踏をしているお百姓の姿を見かける。霜のために麦の根が浮き上がるのをふせぎ、また麦が伸びすぎては株張りが悪く、収穫が少ないので、株をたくさん出させるために踏むのである。十二月中旬から翌年の二月末ごろまで数回行う。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  信仰とは
  諦めない勇気の異名だ。
  「現状は変えられる!」
  確信の祈りと行動で
  宿命転換の勝利劇を!

        2017年3月15日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 会長は平和建設志す人に希望の光を送る―市長。対話で“人々の心”を結合
      ◇
 新しい時代は新しい人材から。地域に後継の陣列を!共に走り共々に成長
      ◇
 われら創価学会折伏は師子が吼えるのだ―戸田先生。青年よ正義を語れ
      ◇
 世界の誰もが核の脅威の下に―被爆者が米国で訴え。廃絶へ民衆の連帯を
      ◇
 公明は被災者の側に立ち寄り添ってくれた―岩手の市長。公助・共助さらに

 

聖教新聞:2017年(平成29年)3月15日(水)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※


サッカー界の歴史に残る劇的な一戦だった。現在、開催中のUEFA(欧州サッカー連盟チャンピオンズリーグ。世界一レベルの高い、伝統的な大会でのことである

決勝トーナメント1回戦。スペインの名門、FCバルセロナは、窮地に追い込まれていた。初戦で0対4の大敗。2戦目では3点を先制するものの、後半17分に1点を返される。ルール上、勝ち進むには、あと3点が必要という厳しい状況

だが選手たちは諦めていなかった。超一流のスターたちが必死の形相でボールを追う。試合終了間際、立て続けに3点を奪い、大逆転。スタジアムは歓声に揺れた

実業家・松下幸之助氏の講演会でのこと。一人の中小企業の経営者が、どうすれば松下さんの言う経営ができるのかと質問した。氏は答える。“まず大事なのは、やろうと思うこと”。その時の聴衆の一人で、後に世界的企業に成長した会社の経営者は、「“できる、できない”ではなしに、まず、“こうでありたい。おれは経営をこうしよう”という強い願望を胸にもつことが大切だ」と感じたという(『エピソードで読む松下幸之助』PHP新書)

勝てるかどうかではなく、まず勝つと決める。最後まで諦めない。大逆転のドラマは、わが一念から始まる。(速)


聖教新聞:2017年(平成29年)3月15日(水)付】

 


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小説「新・人間革命」

 

大山 六十一 法悟空 内田健一郎 画 (6021)


 山本伸一は、前年の一九七八年(昭和五十三年)七月三日、男子部歌「友よ起て」を作詞・作曲して、後継の青年たちに贈った。


 〽広布のロマンを 一筋に
  打てよ鳴らせよ 七つの鐘を
  やがては誉れの 凱歌の世紀
  花に吹雪に 友よ起て


 その歌詞にあるように、「七つの鐘」は鳴り響き、今、学会は「凱歌の世紀」をめざして、新しい旅立ちの朝を迎えたのだ。
 五月三日――五月晴れの空のもと、「七つの鐘」の総仕上げを記念する第四十回創価学会本部総会が、東京・八王子市の創価大学体育館で行われた。参加者は皆、新出発の祝賀の本部総会であることはわかっていた。しかし、誰もが心のなかで、一抹の寂しさを拭いきれずにいた。“これから学会は、どうなってしまうのか”との思いも強かった。
 開会は、午後二時である。この総会には、法主の日達をはじめ、宗門僧の代表も出席することになっていた。伸一は彼らを迎えるために、午後一時半前から新会長の十条潔らと創価大学の玄関前に立った。やがてマイクロバス、乗用車が到着し、僧が降りてきた。
 「ようこそ、おこしくださいました!」
 伸一はモーニングに身を包み、丁重にお辞儀をし、僧たちを迎えた。しかし、多くはあいさつもせず、無表情に、傲然と通り過ぎていく。なかには、したり顔で一瞥し、冷ややかな笑いを浮かべる者さえいる。
 伸一の脳裏には、悪僧の冷酷な仕打ちに苦しんできた学会員の悲痛な顔が浮かんでは消えた。今回、自分が身を引くことで、宗門が言うように事態が収まるなら、それでよいと彼は思った。
 守るべきは誰か――健気な学会員である。最愛の同志である。尊き仏子たちである。
 そのために自分は盾になり、犠牲にもなろうと、彼は心を定めていたのである。
 決定した心には、勇気の太陽が昇る。


【「聖教新聞」2017年(平成29年)3月15日より転載】


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畦焼く/今日の俳句 ≪第2440号≫

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≪2017年(平成29年)3月14日(火)≫(旧暦2/17)


  畦焼く火にじりてゐしが立ち上る
                邊見京子


  畦火走せあめつちひそと従へり
                大野林火


  畦焼く火炎立ちては打たれをり
                中村苑子


  畦焼やふりかへるときだけにらむ
                加藤秋邨


  畦焼や奈良へ行きたしとふと思ふ
                村山故郷


※ 野焼・畦焼き・畦火
 野焼きと同様な目的で、畦の枯草を焼き払う。害虫の卵や幼虫を駆除し、後の灰を畑の肥料にする。


【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  真のリーダーとは
  励ましと率先の人だ。
  「皆に喜んでもらおう」
  「自分がまず動こう」
  同志の信頼の灯台たれ!

        2017年3月14日

 

 


       ※☆*寸 鉄*☆※


 列島で「3・16」記念座談会。体験あり決意あり。全員が輝く生命のオアシス
      ◇
 京都婦人部の日。民衆の楽土照らす太陽の母よ!心に春呼ぶ歓喜の対話を
      ◇
 一人が本気で立てば大勢の眷属が必ず出現―戸田先生。先駆が青年の使命
      ◇
 「運動不足を感じる」67%―調査。友の為にと歩く学会活動は健康への直道
      ◇
 給付型奨学金高卒認定者も対象へ。皆が学べる社会目指し公明が旗振れ

 

聖教新聞:2017年(平成29年)3月14日(火)付】

 

 

     ※☆*名字の言*※


文学座の名優・杉村春子さんらが座るテーブルに、一人の紳士が歩み寄る。花瓶に挿された菊を取って贈ったその人は、中国の周恩来総理だった。「中日友好の花が、万代に咲き薫ることを願って」

1972年の日中国交正常化の翌月、北京の人民大会堂で行われた祝賀会の一こまである。16年も前から幾たびも訪中し、演劇交流を重ねてくれた日本の文化人の労に謝したい――信義を重んじる“人民の総理”らしい心遣いだった

杉村さんは生前、本紙てい談に2度登場している。最初は83年、中国話劇「茶館」を民音が招へいした時である。次は95年。民音の助力に感謝しつつ、長年にわたり演劇交流を続けてきた理由を語っていた。「たとえ一粒の小さな砂であっても、たくさん集まれば大地にもなる」と

「草木は大地なくして生長する事あるべからず」(御書900ページ)。芸術の大花を愛でることができるのも、信頼の大地を耕し、友情の種を蒔いた先人たちの労苦があったればこそであろう

国交正常化45周年を彩る、中国国家京劇院の民音公演が始まった。来月まで全国28会場を巡る。?友誼の桜は永遠なりと……(山本伸一作詞「桜花縁」)。周総理と日本を結ぶゆかりの花・桜の美しい季節に、友好の花を咲かせる旅である。(之)


聖教新聞:2017年(平成29年)3月14日(火)付】

 


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