浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-01-19から1日間の記事一覧

常楽(15)/小説「新・人間革命」

【常楽15】 熱原の農民信徒は、互いに励まし合い、決して信心が揺らぐことはなかった。 行智の一派は、さらに悪質な弾圧の奸計をめぐらした。 弘安二年(一二七九年)九月二十一日、稲刈りのために農民信徒が集まっていた。そこに、下方政所の役人らが、弓馬…

寒雀/今日の俳句 ≪第2020号≫

≪2016年(平成28年)1月19日(火)≫師走(旧暦12/10) 土見れば土啄みつ寒雀 臼田亜浪 寒雀ふくらむ胸を城の窓 大野紫陽 倒・裂・破・崩・礫の街寒雀 友岡子郷 五引く二それに三足す寒雀 伊藤白潮 わが天使なりやおののく寒雀 西東三鬼 ※ 寒雀・冬雀・凍雀・ふく…