浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-12-08から1日間の記事一覧

寒鯉/今日の俳句 ≪第2344号≫

≪2016年(平成28年)12月8日(木)≫(旧暦11/10) 寒鯉に余分な飯粒透きはじむ 五十嵐研三 寒鯉のうるむ目頭切り落とす 豊田信子 寒鯉の買はるる空のうすみどり 柴田白葉女 寒鯉の影のごときが幾匹も 宮津昭彦 寒鯉や水面に鴟尾の影揺らぐ 森竹昭夫 ※ 寒鯉・凍鯉・…