浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2017-04-04から1日間の記事一覧

遅日/今日の俳句 ≪第2461号≫

≪2017年(平成29年)4月4日(火)≫(旧暦3/8) 暮れおそき草木の影をふみにけり 五十崎古郷 軽雷のあとの遅日をもてあます 水原秋櫻子 縄とびの端もたさるる遅日かな 橋 閒石 遅き日を焼け残るたび松の風 原子公平 生簀籠波間に浮ける遅日かな 鈴木真砂女 ※ 遅日・…

小説「新・人間革命」雌伏

雌伏 十 法悟空 内田健一郎 画 (6038) 残暑の東京を発って二時間半、夜霧に包まれた軽井沢は肌寒かった。 山本伸一が長野研修道場に到着すると、地元の幹部や役員など、数人が出迎えた。会長を辞任したあと、「聖教新聞」などの機関紙誌で、彼の行動が…