浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

桜鯛/今日の俳句 ≪第2076号≫

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≪2016年(平成28年)3月15日(火)≫(旧暦2/7)

 

 乙姫の領巾の沖なる桜鯛
       和田照海

 さくら鯛頭落せど眼つむらず
       中原道夫

 風荒れしひと日の宿の桜鯛
      山口いさを

 さくら鯛死人は眼鏡ふいてゆく
       飯島晴子

 安宿とあなどるなかれ桜鯛
        森田峠


※ 桜鯛・鯛・鯛船・鯛釣・花見鯛・乗込鯛・鯛網
  桜の咲くころ産卵のために内海や沿岸に来集する真鯛のこと。産卵期を迎えて桜色の婚姻色に染まることと、桜の咲く時期に集まることから桜鯛という。このころが主要な漁期であり、鯛の旬でもある。明石の鯛は有名。瀬戸内海で行われていた対の縛り網漁は現在、広島県福山市鞆の浦の風物詩となっている。


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※

  「迅速な行動」

  「誠実な対応」

  ここにリーダーの

  責任感が表れる。

  人間主義の名将たれ!


       2016年3月15日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 会長は真の人間の生き方示す優れた模範―学長。後継よ不二の大道勇んで

      ◇

 創大通信教育部が開設40周年。学は光、学は勝利。希望広げる生涯学習の城

      ◇

 青年は望みが大きすぎる位でちょうどよい―恩師伸び伸びと我が最高峰へ

      ◇

 「祈りのかなはぬ事はあるべからず」。白馬の如き唱題で苦難を突き抜けよ

      ◇

 世界の二酸化炭素濃度、昨年は最大の上昇幅と。人類益の英知の結集急げ


聖教新聞:2016年(平成28年)3月15日(火)付】

 

      ※☆*名字の言*※

 

がん患者や、その家族を「対話」を通して支援する「がん哲学外来」が注目を集めている。この外来で処方されるのは、薬ではなく「言葉」だ(樋野興夫著『いい覚悟で生きる』小学館

大病を宣告された人の衝撃は想像を絶する。ありきたりの言葉では、不安や恐怖をぬぐえない。担当医は、全神経を集中させて相手の話を聞き、自らの存在をかける思いで“希望の言葉”を送る。それを繰り返すうちに、多くの患者が自分にしかない使命や役割に目覚め、「他者の幸福」に関心を抱き始めるという

福岡県のある壮年は2年前、妻をがんで失った。入院中も、励まされるどころか、かえって「私を見舞うより、学会活動に頑張らんね」と、夫を気丈に励ます妻だった

その姿を通して、励まし励まされる学会活動の真価を、壮年は知った。そして“よし、今度は自分が”と妻の心を継ぎ、広布に立ち上がった。弘教を実らせ、地区部長として友の激励に走るように。今、笑って「さぼったら叱られるばい。女房は怖かったとよ」と語る

池田SGI会長は「人を励ませば心に太陽が昇る」と。その“陽光”は生死を超え、友の心に勇気と希望をともし続ける。社会へ未来へ、励ましの連帯を広げる創価の使命は、尊く大きい。(実)


聖教新聞:2016年(平成28年)3月15日(火)付】


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