浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

ライラック/今日の俳句 ≪第2111号≫

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≪2016年(平成28年)4月19日(火)≫(旧暦3/13)

 

 遠くから あやして リラの乳母車
        伊丹三樹彦

 旅人のものうき刻のリラの花
         草間時彦

 ライラックハチ公前で待ち合はす
         田中藤穂

 リラの花朝も夕べの色に咲く
       阿部みどり女

 ライラック海より冷えて来りけり
         千葉 仁

 

※ ライラック・リラの花
 モクセイ科の落葉低木で、ヨーロッパ原産。和名を紫はしどいといい、フランス語ではリラという。冷涼な気候を好み、四ー六月に普通紫色の総状の小さな花をつける。札幌市では五月下旬に「ライラックまつり」が行われる。このころの大通公園ライラック並木は見事。


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  「励まし」には

  「万の力」がある。

  逆境と闘う友に

  真心と確信の言葉を!

  共に支え合って前へ!

 


       2016年4月19日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 伊に戸田城聖庭園が誕生「平和の闘士の崇高なる生涯は市民の模範」市長

      ◇

 「勇敢な人生を生き切る人は幸福だ」恩師。広布拡大へ!思い切って挑戦

      ◇

 御書「妙法蓮華経の五字を唱うる功徳莫大なり」題目の人は所願満足の人

      ◇

 避難生活では健康管理が第一。栄養・水分補給と適度な運動を。声掛け合い

      ◇

 地震義援金装う詐欺に注意―消費者庁。振込先をよく確認。賢く見抜け


聖教新聞:2016年(平成28年)4月19日(火)付】

 

      ※☆*名字の言*※

 

プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス」では、背番号「10」をファンのために永久欠番にしている

1チーム9人で試合を行う野球では、選手たちを「ナイン」と呼ぶことから、ファンの一人一人が“10人目の選手”という意味を込めているのだろう。10人目の選手となれば、一試合一試合は人ごとではない。ファンも勝利を目指し、熱く闘魂を燃やす

“私たちの心は常に、あなたたちと共にある!”――この思いを今、九州で地震からの復興に戦う友に届けたい。長引く避難生活に、たまった心身の疲労は、いかばかりか

先日は、無情の雨が九州の地をたたいた。思えば、震度7を記録した「阪神・淡路大震災」「新潟県中越地震」の時も、数日後、悪天候に見舞われた。また「東日本大震災」の発災当日は、月明かりのない雪の暗夜だった。だが皆、くじけなかった。過酷な試練に負けなかった。復興・勝利を祈り待つ師匠、同志の存在が、各人の胸に輝いていたからだ

熊本の地震からすぐに、皆の無事を祈り、寄せ書きを始めた東北の友がいる。今は現実的な救援・支援が必要なことは言うまでもない。ただ、1000キロ以上離れた地からも、希望のエールを送らずにはいられない。私たちの心は、九州と共にある。(白)


聖教新聞:2016年(平成28年)4月19日(火)付】


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      ※☆*コラム「北斗七星」*※

 

公明新聞:2016年4月18日(月)付
https://www.komei.or.jp/news/

「前震」という言葉を初めて知った。「本震」の前兆となる地震のことだ。今回の熊本地震では、14日夜に起きた最大震度7マグニチュード6.5の地震でさえ「前震」に過ぎなかった。気象庁も、経験則を超えた初めてのケースと驚きを隠さない

大自然の営みは、いとも簡単に人知を凌駕する。余震活動の一日も早い終息を祈るばかりだ。一方、救助活動や復旧・復興は人間の力で進めることができる。募金活動など支援の動きは海外でも始まっている。被災者の生活再建や被災地の復興に力を合わせたい

今回の地震では、避難所に倒壊や天井の崩落などの危険があり、避難者が屋外で待機したケースがあった。全国的には、避難場所となる公立小中学校の耐震化率はほぼ100%に達する。天井や照明器具など、建物本体以外の非構造部材の耐震対策も急がれる

庁舎が甚大な被害に見舞われた自治体もあった。災害時に役所機能を代替できる体制が不可欠だ。全国の自治体には、他の自治体との連携など危機管理体制について、あらためて点検し、万全を期してほしい

東日本大震災を機に、各家庭で非常食の備蓄や家具の転倒防止策、家族の連絡手段の確認などが進んだ。5年が経過し、非常食の消費期限をはじめ、身の回りの防災対策も再確認したい。(幸)

 

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