青蛙/今日の青蛙/今日の俳句 ≪第2190号≫
≪2016年(平成28年)7月7日(木)≫(旧暦6/4)
青蛙おのれもペンキぬりたてか 芥川龍之介
青蛙ぱっちり金の瞼かな 川端茅舎
草踏めばあをきがとべり青かへる 篠田悌二郎
朝市の荷から跳び出す青蛙 大畠新草
青蛙いつも早すぎたという顔をする 川島ひとみ
※ 青蛙
体長は七センチくらいの緑色の蛙。目の後方に黒斑がなく、細長い四肢の指先には吸盤があるので木に登ることができる。五~六月ごろ池の端の草の上や畦に穴を掘って産卵する。正しい名はシュレーゲルアオガエル。モリアオガエルはこれより大きく、初夏に池の端の木の上に産卵する。一本の木に多数の卵の魂がぶらさがり、孵化したまま大きくなり卵魂を破って下の池に落ちる。芥川龍之介の句のように「青蛙」は真っ青で小さく、金色の瞼と黒い目が愛らしい。
【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
大聖人との縁(えにし)深き
首都圏が一丸で進めば
広宣流布は盤石!
笑顔と希望と勝利輝く
人間共和の都を築け!
2016年7月7日
※☆*寸 鉄*☆※
御書「ちかいし願やぶるべからず」。わが誓願を果たすのは今。題目の剣で
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常勝関西が総立ち。弾ける勢いで切り込み逆転へ庶民の王者よ攻め勝て!
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関八州を制する者は日本を制す。大関東よ燃え立つ敢闘精神で完勝決せよ
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中国よ、四国よ、縦横無尽に駆け巡れ!圧巻の拡大で歴史回天の大勝利摑め
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全国で一斉消灯呼び掛ける「クールアース・デー」環境意識を高める契機に
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月7日(木)付】
※☆*名字の言*※
戦国武将たちの「変わり兜」が最近、静かな人気だという。昆虫や動物などをかたどったデザインが目を引く。それは、恩賞や出世のために、戦場で目立つことで、味方の総大将に認めてもらう工夫だった
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そんな目立ってこその世界で、総大将のほうから、実力ある武将を頼み、仰せ付ける役があった。「しんがり」である。「しんがり」を残して味方のほとんどが退却するため、その働きを見届ける人はいない。誰が見ていなくとも、出すべき力を出す、真の実力者でなければ務まらない役目である
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山登りでも、経験と判断力と体力の一番秀でた人が、隊列の「しんがり」を務める。先頭に従いつつ、後ろから全員を気遣いながら、ついて行けない人や、よろけたり足を踏み外したりする人を素早く助ける
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哲学者の鷲田清一氏は、そういう「フォロワーシップ」こそが、現代社会で重要なのではないかと指摘していた(『しんがりの思想』角川新書)
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28品の法華経で、最後の品は普賢菩薩勧発品。「勧発」とは人に仏法を「勧めて」信心を「発させる」こと。激励であり、鼓舞である。号令だけで皆の本当の力は出ない。広布の推進力は、地道に支える「励まし」から。「励まし」は「万の力」であることを、常に忘れまい。(申)
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月7日(木)付】
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【コラム「北斗七星」】
公明新聞:2016年7月6日(水)付
今月から仙台空港が、国管理の空港として初めて民営化された。交流人口の増加など東日本大震災からの復興の起爆剤として期待が高まる。村井嘉浩宮城県知事は「民営化への法整備に当たり、公明党の井上義久幹事長をはじめ政治の力添えをいただいた」と述べた
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政治の力は政権が安定してこそ発揮される。以前、独立行政法人経済産業研究所が約3400社の企業を対象にしたアンケートでは33%の企業が経営に重大な影響を及ぼす要素として「政府・政策の安定性」を挙げた。同研究所では、政治の安定性が高い時には雇用者数の増加や経済成長率が高くなる、と分析している
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自公連立政権となって3年半、求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率は、民主党政権末期(2012年12月)の0.83倍から、1.36倍(今年5月)に大きく改善した。賃金も、今世紀で最も高い水準の賃上げが3年連続している
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公明党は、今回の参院選で「希望が、ゆきわたる国へ。」を掲げて、成長の果実を、全国へ届けることに全力を挙げる
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「公明党が連立政権にいるからこそ、国民のニーズを幅広くとらえた、安定した政治を進めることができる」(山口那津男代表)。政治の安定を確かにし、国民の不安を希望へと変えてゆくために、公明党は大勝利へ死力を尽くす。(川)