泳ぎ/今日の俳句 ≪第2198号≫
≪2016年(平成28年)7月15日(金)≫(旧暦6/12)
浮草に河童恐るゝ泳ぎ哉 正岡子規
尻あげて泳ぎ吉野の川に育つ 橋本多佳子
暗闇の目玉濡らさず泳ぐなり 鈴木六林男
存分に泳ぎたる子の足裏あうらかな 平根和子
島の子の立泳ぎして祈りをり 野中亮介
※ 泳ぎ・水泳・水練・遊泳・遠泳
泳ぐこと。水泳。日本では武術の一種として発達し、古泳法と呼ばれたが、明治になって西洋式の泳法が伝わり、今ではほとんど後継者がいない。海水浴の他に学校や娯楽施設のプールで泳ぐことも盛ん。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
暑さが増す時期。
適切な食事・休養で
体調管理に留意を!
勤行・唱題を根本に
賢明なリズムで進め!
2016年7月15日
※☆*寸 鉄*☆※
会長の東北初訪問65周年青葉の誓い、後継に脈々。師弟の人材城は難攻不落
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信心の実証は「百発百中の法則」と牧口先生。一人も残らず栄光の自分史を
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統監部の友の地道な献身に感謝!広布の土台支える聖業。冥の照覧は絶対
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仏典「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」。常勝の本因を今
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若者の働く目的「社会の役に立つ」は減少傾向。学会青年部の使命は大。
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月15日(金)付】
※☆*名字の言*※
今夜は、月、火星、土星、さそり座のアンタレスが、南の空に寄り添って輝いている。前のめりで日々、忙しく過ごしていた人も、夜空を見上げ、宇宙に思いをはせてはどうだろう
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東京のある壮年が、率直に語っていた。「これまでも御書やスピーチを学んできたつもりだったけれど……」。失職、病気という試練に遭って「池田先生が贈る一言一言の励ましに、魂を揺さぶられました」と
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信仰とは、星のようなものかもしれない。星は常に、空に光っているが、日が沈まないと目に見えない。順風満帆な人生の昼間よりも、逆境の暗闇の中でこそ明るく輝き、幸の人生行路へと導いてくれる
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信心の年輪を刻んだ友の言葉が好評の本紙連載「ブラボーわが人生」。前夫、娘を亡くした悲嘆も、病気の苦悩も、全て信心で乗り越えてきた101歳の婦人の一言を思い起こした。「いいことばかりだと、いいことに気付かなくなるってこと。悪いことが起きるから、ささいなことに幸せを感じられるの」
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地上の人間の喜怒哀楽を見つめながら、きょうも壮大な星々の運行は続く。その根本法則である妙法と共に生きる私たちは、「苦楽ともに思い合せて」(御書1143ページ)、祈り戦い、三世の幸福へのドラマをつづっていこう。(陸)
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月15日(金)付】
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【コラム「北斗七星」】
公明新聞:2016年7月14日(木)付
今年の新入社員たちに聞いた意識調査(日本生産性本部実施)によると、「働く目的」でトップは「楽しい生活をしたい」が41.7%で過去最高に。働き方については、「人並みで十分」が58.3%とこれも過去最高に
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これには景気の動向との関連がある。求人倍率が低い、つまり厳しい就職戦線を戦わざるを得なかった年は、「人並み以上に」との答えが増えるという。デートと残業どちらを選ぶかで、デートを選ぶ人が増えているのはご愛嬌だが、自公政権下での景気回復が、こうしたところにもうかがえる
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気になることもある。4年制大学卒の約36%が利子付き奨学金を利用したが、そのうち約74%が「返済を負担に感じ」ている。少なくない若者が、大きな負担を抱えて社会人生活をスタートさせている
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もう一つは、「どのポストまで昇進したいか」という質問に、女性たちの回答が大きく二極化していること。かつては「専門職」に希望が集中していたが、最近は「課長」程度が3割を超えるまでになった。その一方で、「役職につきたくない」も3割近くまで増えている。「どうせその程度」という思いを抱える女性たちの、働き方への迷いを感じる
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奨学金制度の充実や、女性の地位向上も含めた働き方改革の必要性がこうしたところにも表れている。(繁)