箒木(ははきぎ)/今日の俳句 ≪第2205号≫
≪2016年(平成28年)7月22日(金)≫(旧暦6/19)
箒木に秋めく霧の一夜かな 西島麦南
帚草狐の嫁入り通りけり 滝沢伊代次
木や産着干しある屋敷畑 阿波谷和子
箒木のふくらみゐたる眼鏡橋 深澤 鱶
帚木のふんはりのまま紅葉せり 原田かずゑ
※ 箒木(ははきぎ)・箒草
アカザ科の一年草。多く分枝し、高さは一メートルほど。茎・枝は硬く直立し、緑色から後に赤色に変わる。茎・枝は干して箒を作る。実は「とんぶり」と称し、若葉とともに食用になる。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
育児に奮闘する友を
皆で守り支えよう!
理解と共感が大切だ。
どんな悩みも安心して
相談できるよう配慮を!
2016年7月22日
※☆*寸 鉄*☆※
〈寸鉄〉 2016年7月22日
人間の可能性を開く学会
員の生き方こそ最も幸福
―博士。自他共に輝く道
◇
富士鼓笛隊が結成60周年
勇気と希望広げる妙音の
行進。平和の光ここから
◇
「師子王の子は師子王と
なる」御書。使命尊き未来
部の友。称え励まし育成
◇
飲酒運転は悪質な犯罪。
飲んだら乗るな、乗らせ
るな!地域ぐるみで撲滅
◇
高齢者世帯、全世帯の25
%を突破。福祉・医療の
充実へ公明よ本領発揮を
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【聖教新聞:2016年(平成28年)7月22日(金)付】
※☆*名字の言*※
能楽の家元が道を歩いていると、謡が聞こえてきた。しばし耳を傾け、お供に言った。「とめてみせようか」。家元が朗々と歌い始めると、向こうの謡がピタッとやんだ
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後日、別の道で、また謡が。“先日のようにとめてみては”と勧める供の者に、家元は「あれは、とまらぬ」と。つまり、前者の謡の主は、家元の声を聞き、そのうまさを見定められる実力があるが、後者にはない。本物は本物を知るという逸話である(宇野信夫著『味のある言葉』講談社)
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ラジオのナレーターなどで活躍する婦人がいる。彼女はかつて、人生の試練に直面し、声の仕事を続けるべきか悩んだ。そこから宿命転換を決意し、祈り、学会活動に励んだ。ある日、学会の同志に言われた。「先日、ラジオから流れた、あなたの声を聞いて、“ああ、元気になったんだな”って安心したよ」
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悩みはまだ完全に解決したわけではなかった。それでも友は、彼女をいつも気に掛けているからこそ、その声に、“使命に生きよう”と決めた心の変化を感じたのだろう
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御書に「声を聞いて心を知る」(469ページ)と。自他共の幸福を祈り、動く人は、声の変化に心の変化を鋭く察知し、激励の声を送ることができる。そんな“励ましの達人”が、学会には大勢いる。(代)
【聖教新聞:2016年(平成28年)7月22日(金)付】
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【コラム「北斗七星」】
公明新聞:2016年7月21日(木)付
「わたくしは元気でいます」と熊本の友より届いたあやめの絵手紙―小紙短歌欄で目に留まった一首である。作者は静岡県の人だ。大地震のニュースに驚き、熊本に住む友人に「心配しています」と手紙を書いたのだろう。これに対し友人は「ありがとう」の感謝の気持ちを込め絵手紙で返事をくれたのだ
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熊本地震発災から3カ月が過ぎた。筆者も来週末に、発災して初めて古里・熊本へ帰る。もちろん公明党の推進で実現した「九州ふっこう割」を利用しての旅である。メールで安否確認した友人にも会いたいが、地震が起きた時に入院中で、損壊した自宅にいなくて済んだ母親の笑顔を見るのが一番の目的だ。92歳になっても元気でいてくれるのが何よりうれしい
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築100年を超えた実家は屋根が壊れ穴が空いている。雨漏り防止策として屋根を覆ったビニールシートも、大雨続きで大して役に立っていない。腐った畳を処分するのもこれからだ
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地震発生以降、これまでも連日のように余震が発生している。パソコンで気象庁の地震情報を検索するのが日課になってしまった。震度1や2が大半だが時には3や4もある
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就寝時に震度2でも起きるとドーンと響き、3カ月前の悪夢が蘇る人もいる。それから眠れなくなることもあり辛いという。静かな夜が戻ってほしい。(流)